「準備、食べる、食べた後は集中できなくて眠くなる。それを3回も繰り返すのが非常に効率悪い」
— ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) April 24, 2024
看護師として食べたくても食べられなくなった人を多く見てきました。食べることは効率一辺倒で語るものではありません
「食事は効率が悪い」 “完全食だけ生活”を6年続ける男性https://t.co/hzGhbJu69f
食べることは効率だけで考えるものではありません。
◆ 食べることは生きること
Yahoo!ニュースで、
「食事は効率が悪い」として、
これだけで一日分の栄養とカロリーが摂れるという
「完全食」という加工食品を食べる人が紹介されていました。
ヒトそれぞれ考え方があるでしょうけど、
ボクは、食べることを、そこまで効率一辺倒にしなくてもいいと思う派です。
食事を考える時間がもったいない。
食事をつくるのがもったいない。
食事を摂る時間がもったいない。
食事の後片付けの時間がもったいない。
もったいない、もったいない。
こういう考えのようです。
それで一本で必要栄養が摂れる「完全食」を買って飲む。
しかし、食事はもったいない時間ではありません。
食べることは生きることだからです。
◆ 食べられることは幸せ
看護師になってから、
病気やケガで食べられなくなった患者さんを多く見てきました。
食べられなくなるということは、そのままだと死ぬということです。
点滴や経鼻経管栄養や胃ろうなどをしなければ、死亡します。
食べるということは生きることです。
たからこそ、
「食事はめんどくさい。効率が悪い。時間がもったいない」
ということで、毎日毎日「完全食」だけで生きるのはどうかと。
「なに食べよう」とか、
「どんな食材でなにを作ろうか」とか、
「たまにはアレを食べたいなぁ」とか、
料理をしている時間ですら楽しみに変わります。
効率一辺倒で考えるのではなく、
食べるということはそういうことじゃないのかなぁと思います。
こういう人は火星移住には適していそうですね。
食事に文句を言わないだろうし。