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自分が壊れるまで頑張らなくてもいいが、多少の困難は乗り超えるのだ。


◆ 壊れるまでがんばるな



これは毎年新人さんに言っているのですが、

自分が壊れるまでがんばる必要はない。


仕事は身体が資本なので、メンタルも含めて健全であるのが望ましい。

もし仕事で自分を壊してしまっても、会社は最後まで面倒みない。

会社は自分の人生を保証しない。

だから、一生懸命働くのはいいけど、

会社に全人生を依存してしてしまってはいけない。

いくら課長や部長になっても、辞めたらただのおじさんだ。

役職でちやほやされるのは、会社にいる間だけだ。

なので、自分を壊すほど頑張る必要はない。


ただし、社会に出たら困難やつらいことは付き物なので、

多少の困難なことは乗り越えるよう努力するのです。


ちょっとしたことでくじけるんじゃない。

そんなことではこれから先、大人として生きていけない。

悔しいこと、恥ずかしいこと、泣きたいことは山のように襲ってきます。

本当に襲ってきます。

自分の意図とは別に、向こうから勝手にやってきます。

だからこそ、乗り越えられる自分でありたいじゃないですか。


そういう自分になるために、日々努力するのです。


◆ ミスは付き物。気にしないで前へ。



新人はとくにミスします。

勘違いも多いです。

先輩から言われた言葉の意味が分からないことも多いです。

何度も何度も聞き返しますが、

そうすると先輩からまた怒られます。


分かろうとして何度も質問しているのになんて理不尽なんだ!と思うかもしれませんが、

どこに行ってもそんな感じです。


なので、怒られてもくじけないで。


一週間のうちに何度も怒られるんですから、いちいち気にしていたら持ちません。

そりゃあ、振り返って反省しろとか先輩は言うけれども、

そんなことやると怒られたことを思い出してまた気分が沈むでしょ。

怒られたその場で反省したら、もういいです。

思い出さなくていい。

メンタルが弱い人はこれでいいです。


がんばらなくてもいいじゃなくて、

がんばるんですよ。

社会人はどんな仕事に就いても、そこでがんばるのです。

がんばるんだけれど、自分が壊れるまではやるなということです。


いまの若い時にたくさんミスしてドジをして恥をかいておく。

それが中年や熟年になったとき、立派な大人になれます。

それすら避けてきた人間は、中年や熟年になってもたいした大人ではないでしょう。


苦労は嫌なものですが、苦労をしなかった人間は味がないのです。


新人さんには、すごい上司だと思う人がいるでしょう。

その人も若い時は苦労や恥の連続だったはずです。

うまく気分転換して、体調を整えて、

社会の荒波を乗り越えましょう。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。





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