遠い遠い将来、看護師は皆、大学院卒か6年制大学卒が受験条件になるかもしれません。診療看護師が増えれば、補助範囲が増え「あの看護師はできるが、この人はできない」と、同じ看護師であるのに仕事が限定されることになります
— ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) March 25, 2024
診療看護師、養成を 医師の働き方改革で注目https://t.co/tDP8SA4qFY
きっと遠い将来は看護師は今より高学歴になると思います。
◆ 診療看護師に期待
国は診療看護師を増やそうとしているようです。
診療看護師とは、看護師が一定の大学院卒で試験にパスしたら与えられる資格です。
どこの大学院でいいというわけでなく、
診療看護師養成コースのある大学院卒が必要です。
この資格を取得すると、
ほかの看護師ではできないことができます。
たとえば、抹消型中心静脈カテーテル(CV)の留置や
人工呼吸器の離脱や、気切カニューレの交換、
胃ろうの交換、インスリン投与量の調整など、
ほかにもいろいろできます。
特定看護師とは違って、
診療看護師(NP)は、すべての特定行為と医師からの直接指示による介助もできます。
なので、診療看護師(NP)は、アメリカのそれのように、
ミニドクターのような存在になるのでしょう。
アメリカでは診療看護師は独立して開業している人もいるそうです。
◆ 遠い遠い将来、そうなるだろう
日本の厚生労働省はアメリカの診療看護師を目指しているみたいです。
なので、国は診療看護師(NP)を増やしたいのです。
医師がめちゃくちゃ忙しくて大変だし、
こんだけ医学部があるのに医師不足だし。
そこで診療看護師(NP)を増やして、医師の負担を軽減させたい。
……って、看護師の負担が増えるやんか。
という思いがありますが、
国は診療看護師(NP)を増やしていくでしょう。
いいのか悪いのかわかりませんが、
診療看護師でないとできないことがありますので、
診療看護師が増えれば「あの看護師はできるが、この看護師はできない」
ということが増えていくでしょう。
同じ看護師なのに、人によってできることとできないことが生じます。
なので、遠い将来は、医師や薬剤師や弁護士のように、
大学院卒か6年制大学卒が受験の必須条件になるような気がします。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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