逆に言うと、周りに人がいる温泉でよかった。気づいてもらえるから。高齢になると風呂が命取りになることがあります。自宅では家族に「風呂に入ってくる」と一言いうのが大事
— ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) March 13, 2024
入浴後に70代男性が心肺停止 AEDに心臓マッサージ…温泉施設のスタッフの「迅速な対応」で命救うhttps://t.co/SJuhCvnMKe
高齢者の入浴は本当に危ないです。
◆ 高齢者の入浴は危険ということを知る
厚生労働省の人口動態統計によりますと、
交通事故死亡者は
2019年に3,215人
入浴にかかわる死亡者数は
推定19,000人もいます。
このうち5,138人が家庭での浴槽における死亡者数で、
さらに9割が65歳以上の高齢者です。
入浴時間にも注意です。
東京都健康長寿医療センターの資料によりますと、
高齢者がお風呂でおぼれるのは、
18時から23時の間がほとんどです。
つまり18時以降にお風呂に入ることは、
高齢者のお風呂事故を増やします。
とはいっても、多くの人は夜にお風呂に入るでしょう。
そこで、16時から18時の間に入浴するようにしましょう。
これだけでお風呂の死亡リスクが減ります。
お風呂で毎年10,000人以上が亡くなっています。
◆ 安全にお風呂に入るためには
高齢者が安全にお風呂に入るためには、
リスクを減らす入り方を実践することです。
①食事直後の入浴を避ける
②深夜の入浴を避ける
③深酒のあとの入浴を避ける
④早朝の入浴を避ける
⑤入浴前後にコップ1杯の水分補給を
⑥一番風呂はなるべく避ける
⑦入浴前後は家族に一声かける
⑧湯温は39℃±1℃を基本にする
つまり熱い湯は避ける
⑨冬は脱衣所と浴室の温度をあげる
これらは、安全に入浴を楽しむための知識です。
あと、もし、浴槽でおぼれている人や
浴槽で意識のない人を発見したとき、
一番最初にするべきことは
浴槽のお湯を抜く
ことです。
まずお風呂のお湯を抜いてください。
浴槽から出せたらいいですけど、
無理に浴槽から引きずり出そうとしないでいいです。
まずお湯を抜きましょう。
たかがお風呂、されどお風呂。
お風呂の事故はあなどれないんです。
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