おととしの11月、大阪狭山市のスーパーマーケットに車が突っ込み、死傷者が出た事故で、車を運転していた90歳の被告に対して禁固3年の実刑判決がでました。
◆ 90歳でも実刑判決になる
当時89歳だったドライバーは現在90歳。
いいですか、90歳で実刑ですよ。
執行猶予が付かないんですよ。
もうこういう時代なんです。
高齢だからということで大目にみてくれるような時代じゃないんです。
90歳でも刑務所に行くんですよ。
◆ 高齢になったらやはり運転はやめたほうが…
ボクは高齢になったら運転はやめたほうがいいと思います。
もちろん、一律全員というのは反対意見が多いかもしれません。
一律でなくても、
高齢になると誰でも身体能力や認知機能が衰えますから、これは仕方ないと思います。
50歳を過ぎると、同時に3つのことがやりにくくなると言われています。
若いときは別になんのことはなくできていても、だんだんとできなくなるんです。
そういうものです。
90歳になると、ほとんどの人はなんらかの認知症があると言われています。
とっさの判断ができなかったり、集中力が落ちたり、
同時に2つのことがやりにくくなります。
同時に2つのことですよ。
これができないんなら、運転はできませんよね。
「俺は大丈夫」と思っていても、思っているだけです。
誰でも衰えます。
◆ 認知症になると運転できない
認知症でもいろいろありますし、程度もまちまちです。
とはいえ、認知症になると運転できません。
警察庁の「認知症高齢者の運転免許更新に関する診断書作成の手引き」に
「認知症」であることが判明した場合は、道路交通法に基づき、免許の取消し等となり、自 動車等を運転することはできません
と、はっきり書いてあります。
認知症と診断されたら、運転免許取り消しになるんです。
でも認知症の本人が頑固で
「おれは絶対に免許返納しない!」
と言っていたらどうしたらいいのでしょうか?
◆ 医師が公安委員会に通報して強制的に免許返納ができる
この制度を知らない人がいるので、ぜひ知っておきましょう。
「おれは絶対に免許を返さない!」
「おれはボケとらん!バカにするな!」
と、頑固に返納拒否をしている場合、どうしたらいいのか?
医師が診察して「認知症です」と診断されたとします。
本人が頑固でどうしても免許返納しない場合は、
医師が公安委員会に電話して通報すると、公安委員会が本人のところにやってきて強制的に免許を取り上げます。
認知症は運転できないという法律上のルールですから、お上がやってきて取り上げるんです。
これだといくら本人が「嫌だ、嫌だ!」と暴れようがどうしようもないですね。
でもまあ、公安委員会の本音は
「できれば家族が説得して自主的に返納してほしい」
そうです。
わかりますよ。
医師の通報で知らない人の家に行って、強制的に免許を取り上げるんですから。
公安委員会の人もやりたくないそうです。
できることなら強制的にやりたくないそうですが、
本人が誰も説得にも言うことを聞かないので仕方ありません。
事故ったら他人に迷惑がかかるし、本人も人生が台無しになりますから。
◆ まとめ
高齢ドライバーはできれば免許返納を。
90歳でも実刑判決になります。
しかも執行猶予もつきません。
誰でも高齢になると身体的精神的におとろえます。
どうしても免許返納しない場合は、
認知症の診断をもらって医師が公安委員会に通報したら強制的に取り上げられます。
でもこれは最終手段としましょう。
本来は家族が必死になって説得して、自主返納を目指しましょう。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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