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介護現場で高齢者の介助をするとき「よっこいしょ」という掛け声は虐待になるのでしょうか?


◆ 「よっこしょ」は虐待か



「マネーポストWeb」の記事に載っていたのですが、

介護現場で高齢者を介助するときに、

「よっこいしょ」

という掛け声が高齢者虐待にあたるのではないか?という議論があるそうです。


X(旧Twitter)で「よっこしょ」という掛け声が高齢者虐待になるのではないか?と

議論があったそうですが、どうなんですか、これって。


◆ 理由は「荷物を運ぶ」ときの掛け声だから



なんで「よっこしょ」が高齢者虐待になるのかと言いますと、

荷物を運ぶときに使う言葉だから。


荷物を運ぶときに「よっこしょ」というから、

高齢者の介助のときに「よっこしょ」って言ったら

高齢者を荷物扱いすることになるからだと。


「よっこしょ」と言われると、

高齢者は「私ってそんなに重たいのかしら」と心理的負担に感じるからだと。


だから介護現場で「よっこいしょ」という掛け声は禁止だーー!

という人がいるそうです。


◆ もう言葉尻をとらえるのはやめよう



ボク個人の考えとしましては、

もう言葉尻をとらえるのはやめようということです。


「よっこいしょ」という掛け声を使ったとしても

それは高齢者を荷物あつかいしたわけではないし、、

そういう思いも感情もないわけです。


単に自分に力を入れるために「よっこしょ」と掛け声をしたまでです。

そうでしょ?

そうですよね。


別に相手に対して言ったわけでもないし、

相手を荷物だと思ったわけでもない。


それを変に解釈して

「高齢者を荷物あつかいしたぞ!虐待だ!失礼だ!」

というのほうがおかしいでしょ。


自分の力を出して重い高齢者を安全に移乗しようとしてくれている介護者に対して失礼ですよ。


我々の誇る日本語が、「これは悪い言葉だ」

「これもあかん、あかん、悪い言葉だ」

「あー、これもあかん、差別だ、悪い言葉だ」

と、こういうのばっかりですよ。

日本語ってこんなに悪い言葉が多いんですかね。


なんでもない言葉を、変にゆがんで解釈して、

なんでもないはずの言葉なのに「使ってはいけない言葉だ」と勝手に解釈して

それが広まって、

本当はなんでもない言葉が、知らず知らずのうちに「使ってはいけない悪い言葉」として定着してしまう。


いきすぎた人権意識は、こうして日本から日本語を取り上げていくのでしょう。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




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