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上司と知り合いだからってなにも変わりません。


◆ 現場でよく聞く「私〇〇と知り合いですねん」



医療現場ではいろんな患者さんに遭遇します。

一つ例をあげますと、

「私、ここの理事長先生と昔からの知り合いですねん」

という患者さんがいます。


「ここの院長先生と長い付き合いですねん」

という患者さんもいます。


ボクの返事は

「へー、そうなんですね」

以上です。

それ以上、その話を掘り下げません。


とにかく、よくいます。

「私、〇〇と長い付き合いですねん」

という患者さん。


自慢したいのか、

自分に有利に運ばせたいのか、

真意はわかりません。

単に言いたかっただけなのかもしれません。

単に話題作りに言っただけなのかもしれません。


しかし、理事長と知り合いと言ったところで、

我々の医療看護がなにか手厚いものに変わるということはありません。


◆ だいたい男性患者に多い



こういう

「私ね、〇〇院長先生と長い付き合いですねん」

と、言ってくる患者さんは、たいてい高齢の男性です。


多いですね。

偉い人の知り合いということで、

権威付けしたいのでしょうか。

男性は特に肩書に弱いですから。


別にあなたが院長なわけでも、理事長なわけでもないでしょう。

単に知り合いなだけでしょう。

でも、なんか、こう、自分も偉くなったような、

偉い人の仲間に入ったような気になるのでしょう。


なんか、こう、偉い人グループの一員のような気になるのでしょう。


知り合いなんですね、ということだけ聞いておきますが、

何度も言いますが、

それでこちら側の看護が手厚くなることはないです。

他の患者さんと同じです。

誰であろうが同じです。


なかには「自分を特別扱いしてほしい」と勘違いしている高齢患者さんがいるので

いちおう念押ししておきます。


「お前のところの偉い人と知り合いだから特別扱いしろ」

という魂胆が見え見えの患者さんがいます。

それはできませんということです。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




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