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インシデントが発生したときに書く「インシデントレポート」って、どうしても懲罰的にとらえられてしまいますね。


◆ インシデントレポートの新しい名前を考えてみた



インシデントレポートという名前だから、どうしても懲罰的にとらえられてしまうのでしょう。

だから、書きたくないし、怒られている感じがするし。


インシデントはミスを責めるものではなく、評価を下げるものでもありません。

ということを言われていますが、

ミスをした本人にとっては、どうしても懲罰的に思ってしまいます。


本当はそうではないと何度言っても、マイナスイメージは払しょくできませんね。

ならばということで、

勝手にインシデントレポートの新しい名前を考えてみました。


「病院の対策ができていないレポート」

「業務上の不備や問題提起書」

「問題解決に本腰をあげないからこうなった報告書」


というのはどうでしょうか?

センスが問われますね…。


◆ 本当は病院側がもっと本腰を



多くの病院では毎日毎日インシデントレポートが書かれています。

それぐらいインシデントは多いのです。


しかも、毎年毎年同じようなミスばかりです。

何年も同じようなミスを繰り返しているのです。


転倒しかり、投薬しかり、内服薬管理しかり…。

ほんとにどれも似たようなミスやトラブルです。

でも無くならないんですよね。


多くが「気を付ける」とか「注意する」とか

そういう不確定な精神論で対策が終わっているからです。


本当は病院側がもっと本腰をいれて対策を考えて実行しないといけないのです。

お金もかかりますが、それでもしないといけません。

本当に似たようなミスを無くしたいのなら、もっと本気でやらないといけません。


でもしませんね。

だから同じようなミスを毎年繰り返しているんです。

たとえば、新人看護師が入ってきたらまた同じことをしますよ。


個人のせいではないと言いながら、

結局は個人のせいで終わらせているからです。

なかなか根深い問題です。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




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