東京大学大学院の竹内昌治教授らは、人間の皮膚細胞から培養されて作られた培養皮膚を使って、指型ロボットを制作しました。

しかも、傷をつくっても自己修復する皮膚です。


◆ 培養皮膚で覆われたロボット誕生



ロボスタの記事によりますと、

東京大学大学院情報理工学系研究科の竹内昌治教授、河井理雄大学院生(研究当時:修士学生)を中心とした研究グループは、人の皮膚細胞から作製される「培養皮膚」(人やその他動物の皮膚細胞を体外で増殖・培養して作製された皮膚組織)を利用し、細胞由来の生きた皮膚を持つ指型のロボットを世界で初めて開発。2022年6月9日午前11時(米国東部夏時間)に米国科学誌「MATTER」のオンライン版に掲載された。

関連リンク ≫ ロボスタ公式


ほおー、人工的に作られた培養皮膚でロボットですか。

しかも、関節を曲げてもちゃんとくっ付いているそうです。

将来的には、腕や足などの関節を曲げても、ちゃんと皮膚がくっ付いているようになるのでしょう。


◆ 傷の修復が可能!




写真:ロボスタ


この培養皮膚は、コラーゲンシートで覆ってあげると

傷が自然に修復するとのことです。



指型ロボットを被覆する培養真皮組織は傷つけられてもコラーゲンシートを傷口に貼ることで修復ができ、メスを用いて作られた傷口にコラーゲンシートを貼ると7日間ほどの培養でコラーゲンシートに真皮細胞が移動し、傷口の接着強度が強まることが確認された。

これにより修復された指型ロボットは再び関節運動を行うことが可能となり、傷口部分が一体化していることも確認できたとしている。




すごいですね。

現在では

①培養皮膚は長持ちしない

②傷修復にコラーゲンシートが必要

ということです。


ここらへんをどう解決していくのかですね。


培養皮膚については、過去多くの研究がなされています。

将来は、映画「ターミネーター」のように

傷の自己修復をするロボットが誕生するのかもしれませんね。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。



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