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最初に言っておきますが、これはしょうがないのです。

医師以外のコメディカルは、医師の指示で動くからです。


◆ 多職種連携ですが結局は医師の力が巨大すぎる



今の医療は「チーム医療」です。

昔のように医師中心の医療ではなく、

真ん中に患者さんがいて、その周りをいろんな医療職が囲ってサポートするというやり方です。


なので、看護師や理学療法士や言語聴覚士や管理栄養士など、さまざまな医療職がひとつのチームとして動きます。

カンファレンスではお互いの立場から意見や提案を言ったりします。


ボクは回復期リハビリテーション病院に勤務していますので、

急性期病院以上にチーム医療を実感しています。


やはり回復期病院は急性期病院以上にチーム医療を体験できますね。


ですが、医師以外のコメディカルは医師の指示で動きますので、

結局は医師の鶴の一声で決まることが多いです。

法律上、医師の権限があまりにも巨大ですので、

我々は意見や提案は言いますが、医師が「こうする」と言えばそうなっちゃいます。


◆ なかには形式だけのカンファレンスも



急性期では多いと思いますが、

多職種が集まってのカンファレンスでは、

結局医師の意見が通って、

他の職種から何も言えないまま終わるということがありました。


意見を言う理学療法士さんもビクビクしていたり…。

以前に勤めていた病院でのことですが、

結局、医師の発言をみんなで聞いてそのまま同意して終わる。

なんのために集まったのかわからないカンファレンスもありました。


医師が絶対的な存在ですので、まあそうなるんです。

以前勤めていた病院はこういう傾向が非常に強かったです。

医師は殿様なんです。我々は臣民なので。


病院によっては絶対君主のようなところもあると聞きます。


幸い、ボクの勤務先の医師は、ボクらの意見も参考にしてくれますので、

本当の意味でのチーム医療だなぁと感じています。


冒頭にも書きましたように、

これは感情とか経験とかは関係なく、

医師が絶対権力を持っているのは法的にそうなっているからです。


ですが、理学療法士さんにしても管理栄養士さんにしても看護師にしても、

それぞれの領域のプロとして、

医師が意見をくみ取ってくれたら、それはそれはやりがいがあるし嬉しいものです。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




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