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いくらスタッフを増やしても、転倒は100%なくならないでしょう。

減ることはできるでしょうが、完全にゼロにはできない。

ならば、転倒という定義をもう一度考え直すべきでしょう。


◆ たとえ人員を増やしても転倒ゼロは無理



転倒の原因が人員不足にあるというのは、多くの現場の人間ならわかります。

もちろん、人員不足だけが原因ではないのは十分わかっていますが、

スタッフが潤沢にそろっているのなら、

かなりの転倒は防げるでしょう。


仮に、患者や利用者1~2人にスタッフ1名が付けば、かなりの転倒は防げるでしょう。

まあ、現実にはないでしょうけど。


しかし、仮に国が人員配置基準を改定して、もっと人員を配置するようにしたとしても、

予測不可能な動きをする認知症患者や高齢者は必ずいます。


もし人員を増やしているにもかかわらず転倒が発生したら…。

スタッフは今よりももっと責められるでしょう。

「人数を増やしているのに転倒するなんて、どういうこった!!」

となるでしょう。


文句を言う人は絶対にいますから。

人員を増やしてからの転倒のほうが、今よりも責められやすいでしょう。


人員を増やすことは転倒予防に必要なことだと思います。

それとは別に、転倒という意味づけを考え直すべきでしょう。


◆ 自分で動いて転倒した場合は責めない



認知症患者でも「意思」はあるのだ!

認知症患者を拘束するな!

認知症患者にも人権を認めろ!

認知症患者の意思を尊重しろ!


今の医療介護の現場はこういう理念があります。

なので、できるだけ「身体拘束をしない」方針です。


どうしても無理で危ない場合は、しかたなく身体拘束をします。

でも、誰でも身体拘束はされたくないし、したくもないですよね。


認知症患者は言われたことを1分で忘れるなんてザラにあります。

指導や説得は無意味なことがあります。

入院患者さんで実際にいたのは、6か月入院して毎日のように関わっていたスタッフを、とうとう最後まで覚えていませんでした。

こういう高齢者もいますので、転倒はどうしても発生するのです。


ならば、自分の意思で動いて転倒した場合は従業員のせいにしないようにしてほしい。

認知症の人の「意思を尊重」するのなら、そうしてほしいです。

認知症の人にも「自由意志がある」というのなら、そうしてほしいです。

認知症の人を「自由にしろ」というのなら、そうしてほしいです。


逆にリハビリ訓練中など、スタッフ側から「歩くように指示」があった場合の転倒はスタッフの責任でしょう。

スタッフ側が「歩くように指示」したのですから。


認知症でもその人なりの意思があって行動しているのだ、と言われます。

日本看護協会でも介護協会でも医師会でもそういわれます。

だったら、「その人の意思で動いた」のだから、転倒の定義を改めて、責任の所在を分けてほしいと考えます。


※でもスタッフはどういう状況でも転倒予防はしますし、するでしょう。

まったく放置ということはないでしょう。

ヒトとして、倫理としてそれはしないでしょう。

転倒予防策はします。

しかし、100%は防げないので、どういう転倒ならスタッフの責任ではないのかを明確にしてほしいと思っています。


結論は「ない」ということです。



これはひろゆき正論



それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。





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