認知症患者さんの入院はできるだけ短いほうがいいです。


◆ 認知症患者さんは早期退院が望ましい



認知症は環境の変化にとても弱いです。

入院をして、いつもと違う環境に身を置いていると不安で仕方なくなります。

どうしてここにいるのかもわかりませんから、

「自分は知らないところに連れてこられた。帰らなきゃ」

と、帰ろうとします。


帰宅願望がある認知症の人は、いろんな試みをしても、

結局帰ろうとします。


一見、帰宅願望がおさまったようにみえても、

どこかでまた帰ろうとします。


夜目が覚めたら、帰ろうとしますし、

とにかくずっと落ち着きがない人が多いですね。


なんで入院しているのか理解ができませんし、

説明しても1分か2分ぐらいで忘れる人もいますから、

説明を尽くしてもだめです。

1分で忘れます。


環境の変化に弱いので、ある程度帰れるめどがついたら、早めに退院して元の環境に戻ってもらうのだがいいです。


◆ 帰れないケースもあるけど



できれば入院をせずに自宅でいろんなサービスを投入して過ごすのがいいでしょう。

訪問看護、訪問介護、訪問リハビリなど、自宅でできるサービスはあります。

自宅でやれることは自宅でするのが、認知症患者さんにはいいでしょうね。


ところで、入院をすると、もう自宅に帰ってきてほしくないという家族がいます。

認知症で夜中に起きて「ご飯はまだか?」「財布がない」「服がない」など、寝ている家族をおこしてくる人がいます。

また、家中に排便をしたり失禁をしたりする人もいます。


こういう家庭では、一旦入院すると家族はやれやれと思って、もう帰ってくるなということがよくあります。

夜は起こされることなくぐっすり眠れるし、糞尿で家を汚されることもないし、

イライラカリカリすることもなくなります。

こういう家庭では、自宅退院は拒否され、高齢者施設へ入所することがよくあります。


そうなると、「施設待ち」で入院期間が延びることがあります。

それぞれの家庭の事情がありますから、

こんだけ動けるんなら早く自宅退院してと思いますが、

そういうわけにはいかないことがあります。


逆に認知症になっても家族が手厚くみるという家庭もあります。

認知症の家族とともに暮らすのがつらい、と思ったら、

早めに地域包括支援センターなど、介護福祉の専門家に相談されたほうがいいですね。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


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