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アルパカ、すごいなあ。

これからはアルパカ牧場が聖地になるかもしれません(笑)


◆ とても小さなナノ抗体



従来より「ラクダ科」が持つ抗体が有効ではと知られていました。

20年以上前に、アルパカが属するラクダ科動物から重鎖抗体が発見されました。

今回発表された抗体は、ラクダ科動物の特徴的な抗体から作られました。

ナノボディ抗体と呼ばれます。

とても小さな抗体でしかも安定しているというのです。

さらに、人が改良しやすく、大量生産も可能というなんともすごい抗体です。


小さな抗体のいいところは、ウイルスのスパイク蛋白の奥深くに入り込むことができることです。

人の抗体は大きいのでスパイクタンパク質の表面しかくっ付きません。

スパイクタンパク質の表面は「とても変化しやすい」部分です。

なので、ウイルスが変異してしますと今までの抗体が効かないんです。


ところが、スパイクタンパク質の根本のところや奥深いところは「ほとんど変異しない」そうです。


昔からここを狙った抗体を作りたいと世界中の研究者たちは日々研究をしているのですが、なかなか作るのが難しいそうです。

スパイクタンパク質の表面を標的にした抗体は作りやすいそうですが、それだと「変異しやすい部位」ですので、やがてウイルスが変異してしまうと効かなくなります。

こういうジレンマがあります。


ところがナノボディ抗体は人の抗体の10分の1の小ささで、スパイク蛋白奥深くまで届きくっ付きます。

ここは「ほとんど変異しない」部位です。

デルタ株だろうが、アルファ株だろうが、オミクロンだろうが、ウイルスがどんなに変異してもここの部分だけは変異していないそうです。

なのですべての新型コロナウイルスに効くということだそうです。


◆ 作りやすさも〇



ナノボディ抗体は遺伝子工学による改変がしやすいということで、従来のヒト抗体よりも数千倍安価に生産が可能ということです。

これはすごい。

一般に広く使えるような治療薬ができることを期待します。


ところでラクダ科動物ってフタコブラクダやヒトコブラクダなど数種類いますが、どうしてアルパカなのでしょうか。

砂漠にいるような大きなラクダの場合、研究で飼育するのが大変なのと、採血するのも大変ということのようです。将来の大量飼育も難しいということのようです。

ラクダ科のなかで比較的小さなアルパカはいろんな意味で扱いやすいということのようです。


発表では2年後をめどに実用化したいとのことです。

そして今後は他の感染症にも応用が期待されています。

アルパカは救世主になるかもしれません。

アルパカに会ったらお礼を言わないと。

ただし、アルパカは機嫌を損ねるとツバを吐きかけるので注意が必要ですね。



それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。





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