24198183_s.jpg





患者になってみてよく分かりました。

ベッド上の体位は非常に大事です。

いや、分かっているつもりでしたが、改めて身に染みました。


◆ 床上安静の意味



麻酔から覚めたあと2時間はベッド上安静にします。

これは親知らず4本同時抜去手術も同じです。

とにかく全身麻酔をしたあとは、覚醒後2時間は安静です。

これはリカバリーといって、大きな負担を強いた体を休めて回復に向かわせるためです。

さらに、全身麻酔後すぐに歩いたりすると、人によってはふらついて転倒したりするので危険という意味があります。


自分は大丈夫、と思っていても大きな侵襲をした身体はかなり負担になっています。

ボクの場合は親知らずでしたが、もし内臓や手足などの手術の場合、手術後すぐに動くと傷口が開いたり激烈な痛みが出たりして危険です。

再出血の可能性もあります。


なので、2時間はベッド上安静にするのが一般的です。

しかし、これがかなり苦痛です。


◆ 動けないことの苦痛



「動いてはいけない」ということは、生き物にとって不自然で苦痛です。

ベッド上なら寝返りをうったりしてもいいのですが、手術後は心電図センサーが胸についていたり、人によっては酸素マスクをしていたり、いろんなものが体についています。

寝返りをしようとしてもやりにくい…。


全身麻酔後は個人差はありますが、気分が悪くなることがあります。

嘔気がでることがあります。

すると、平らに寝ているより、少し上体を起こしたほうが気分がましになることがあります。

寝ているほうが口に上がってくるんです。

なので少し起きたいし、なんなら座った体勢のほうが楽な場合があります。


「す、座りたい…」

「腰が痛くなってきた…」

2時間ってけっこう長くて苦痛です。

ボクは口腔内の手術だったので、口の中が「血だらけ」で綿を口のなかに含んでいました。

それがすぐに血で真っ赤になるぐらいで、何度か寝ながら自分で綿を交換しました(笑)。

自分の血ですが、血だらけの綿を噛んでいると気分が悪くなってきました。

本当に大変でした。


◆ ポジショニングは超大事



ボクの場合は「歯」でしたから、手足はどうもありません。

もし、手足が動かない患者さんの場合だったら…。

もし、もっと大きな手術の患者さんの場合だったら…。

そう思うと「ポジショニングって本当に大事なんだな」と、身に染みて分かりました。


勉強して知っているつもりでしたが、自分の認識は甘かったですね。

なので、もう一度ポジショニングを復習して、現場の患者さんに還元できればと思いました。


寝ていて苦痛って、本当に大変です。

同じ姿勢でいるとあちこちが痛くなってきます。

そりゃあ床ずれ=褥瘡ができるわけです。

ベッドで不自由な患者さんが安楽で過ごせるように、今一度しっかりポジショニングや体位変換をしていこうと心新たにしました。



それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。



性病検査だけじゃない、
B型、C型肝炎や薬物反応、子宮頸がんリスクなども分かる
自宅で簡単性病検査


ぜひ、ボクのライブ配信に遊びに来てください(笑)

「LIVE812」のフォロワーさん、現在202名

↓QRコードをスマホで読み取ってください

QR_993276.pngD4531521-16C0-4ADE-B9E6-0A09916B6DAF.png

↑QRコードをスマホで読み取ってください

こちらからもできます。スマホからクリック→LIVE812アプリ 無料ダウンロード

ありがとうございます。
Twitterのフォロワーさんが6,100人を超えました。



「Clubhouse(クラブハウス)」がんばっていますフォロワー数550人



カテゴリ

タグ