もし家族がどこかの宗教にはまってしまいそこから守りたいのなら、はまってしまった家族とあなたの人間関係を結び直してください。家族や社会は敵、信仰こそ絶対と教えられているのなら、家族から嫌われたら「やっぱり」となります。家族が怒るほど本人の居場所がなくなり、より信仰心が強くなります。
— ふるたによしひさ@看護師×医療Webメディア (@yoshihisanurse) July 11, 2022
もし家族が宗教にハマってしまったら…。
そして、その家族を救いたいのなら…。
周りの人はどう接すればいいのでしょうか。
◆ もし家族がある宗教にはまってしまったら
はじめてに、信仰の自由があることは承知していますし、その自由を大事にしなければなりません。
ここでいう宗教から家族を救うというのは、たとえばカルトであったり、社会や家族に害を与えるような思想や行動をしている組織のことです。
すべてのカルトが悪というわけではないでしょう。
すべての新興宗教が悪というわけではないでしょう。
ただ、家族がはまってしまった為に、家族関係がぐちゃぐちゃになってしまったケースは後を絶ちません。
そうした場合、残された家族は「なんとか脱退させたい!」と思うでしょう。
「なんとか改心してくれないだろうか」「戻ってきてほしい」
ある宗教にのめり込んでしまっても周りには気付かないでしょうし、
宗教のことはなかなか相談しにくいかもしれません。
だからこそ、誰にも相談できずに、ずるずると深い沼に落ちていきます。
宗教にはまってしまった家族を助けたいのなら、あなたはその家族の味方でいてほしいのです。
敵にならないでほしいと思います。
味方でいてもらいたいのです。
◆ 悪い宗教って?
もし家族が怪しい宗教にはまってしまったら、それはそれは心配でしょう。
多額の献金をし始めたら、それはそれは心配でしょう。
大昔からあるメジャーな宗教は、多額の献金を必要としていませんし、そもそも求めません。
多額の献金をしているのなら、それは怪しい宗教と思って間違いないでしょう。
まっとうな、というと語弊がありますが、
神道や仏教やキリスト教やイスラム教など1000年2000年の歴史を持つ宗教は、個人的に多額の献金をしなくても今も広まっています。市民に求めないですよね。
多額の献金や物の購入を要求するような宗教は、怪しいと思いましょう。
また、教団から脱退するのを防ごうとする宗教も怪しいです。
◆ 家族関係を再構築しましょう
もし家族が怪しい宗教にはまってしまったら。
残された家族は怒り、悲しみ、途方にくれるでしょう。
よくあるのが、宗教にはまった人を責める、怒るということです。
気持ちはわかりますが、そうすると関係が壊れて、ますます宗教にはまります。
もしその宗教が「家族は敵だ、社会は敵が多い」「いい宗教は弾圧されるものだ、キリスト教をみろ!」と教え込まされていたら、どうでしょう。
家族が怒ってしまうと「やっぱり。やっぱりそうだ。弾圧されるんだ。教祖様の言ったとおりだ」と、ますます信仰心が強くなります。
「怒られたり、責められたり、弾圧されるのは良い宗教だからだ。過去の仏教やキリスト教もそうだったし」
「みんなは経典を読んでいないから理解していないんだ。私は教えを学んだから分かる。みんなは真理をしらないから弾圧するんだ」
怒ったり絶縁したりすると、その宗教の思うつぼです。
逆にそうなると、拠り所はその宗教だけになりますので都合がいい。
その宗教だけが優しく暖かく迎えてくれるので、ますますのめり込みます。
怒りたくなりますし、もうしらん!ってなりますが、家族は味方でいてください。
会話ができる関係性を持ちましょう。
一旦家族関係が破綻しても再構築しましょう。
それが怪しい宗教から家族を救う道です。
居場所を確保することが非常に大事です。
◆ 人間関係がもっとも大事
人間関係が悪いとますますその宗教にはまっていきます。
もし人間関係が悪くなっていたら、歩み寄ってください。
話ができる関係性を維持することです。
話を聞くことです。
口もききたくないと思うかもしれませんが、話を聞いてください。
そして、頭ごなしに否定しないで聞いてください。
心の中では「そんなバカな」と思っていていいので、論破論破の否定ばかりせずに聞いてください。
否定すると逆効果なことが多いです。
そして、その宗教や教団に疑問を持つようにうまく質問をしてください。
本人が自分で気付かない限り脱退は不可能です。
時間がかかります。根気がいります。
しかし、本人が教団に疑問を抱かないと進みません。
気付くようにうまく質問していくことです。
このうまく質問するには、家族が勉強する必要があります。
教団のことを勉強しないと、本人が疑問を抱くような質問ができませんから。
◆ 安全地帯はやはり家族
もし、教団を脱退したら居場所が必要です。
温かく迎えてくれる居場所が絶対に必要です。
だからこそ、宗教にはまっている時から家族は会話ができる関係でいなければなりません。
「私はここにいていいんだ」という安全地帯が絶対に必要です。
家族がその「安全地帯」になってください。
本人はプライドがあります。後ろめたい気持ちがあります。申し訳ない気持ちがあります。
戻ってきてくれたけど、本人にも複雑な感情があります。
でも、家族が温かく迎えてくれたら、自分の居場所があるなら、戻ってきやすいです。
本人をバカにせず、非難せず、頭ごなしに怒らず、安心できる場所を作りましょう。
話ができる人間関係が超大事です。
※宗教法人の管轄庁は、その主たる事務所の所在地を管轄する「都道府県知事」です(宗教法人法第5条)。
もしある宗教法人で困ったことがあったら「都道府県庁」の担当部署にご相談ください。
また、弁護士会館などでもご相談できます。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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あの狙撃犯の母親が財産破綻していたことを知っていた某宗教組織の代表者の記者会見を聞いて恐ろしくなりました。
我流麺童さん>>
あ、それ、
ボクもテレビでみました。
「母親が破綻したのは承知している」
教団は知っていたんですね。