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入院患者の家族に看護師がいたら…

病棟看護師は「ああ、同じ看護師じゃないか。話が早いだろう。よかった」と思うもの。

しかし、世の中そんなに甘くありません。


◆ 入院患者の家族が看護師だとしても理解力があるとは限らない



「家族に看護師がいたら、病状説明や病棟の中のことに理解がある」

と思いたい。いや、きっとそうに違いない。だって同じ看護師だもん。


入院患者の家族に看護師がいたら、病棟看護師たちはそう思います。

そう!同じ看護師だもん。仲間じゃん。

病状説明やなんやかんやで、すごく理解があるだろう。


と、こ、ろ、が。

そう世の中は甘くありません。


看護師といえども千差万別。理解力がある人ばかりではありません。

主治医が病状説明をしてもちっとも理解せず何度も同じ事を聞いてくるとか、

医療従事者なら分かりそうな医療用語が分からなかったりとか、

転倒は100%防げると勘違いしているとか、

他にもいろいろあります。


さらにこのような理解力が乏しい看護師が家族にいると、トンチンカンな言いがかりを言ってくることがあります。


◆ 「転倒対策がなっていない」と言ってきたケース



ある入院患者(90歳)のキーパーソンが長女(看護師)でした。

ある日、患者が転倒し、長女にその電話連絡をしたとき、

長女「母が認知症でナースコールを押せないんですから、ちゃんと対策をしてください。そちらの病院を信頼しているんで、選んだんですから」と。


対策はしていましたが、人間は自分の意思で動く生き物ですから、100%転倒を防ぐことはできません。

看護師なら重々わかっていると思っていましたが、そうではない看護師がいることが分かりました。


…というか長女は70歳ぐらいの看護師。

あなたもう現場にいないでしょう。失礼ながら現場感覚がないのではないでしょうか。

もちろん転倒は防ぐことにこしたことはありません。無いのにこしたことはありません。

しかし、現実問題として転倒を100%防ぐことはできません。


◆ 問題が起きて欲しくない人に限って起こるという呪い



入院患者の家族に看護師がいたら、2パターンに分かれるように感じます。

パターン1、「現場の看護師等にすごく理解がいい」

パターン2、「まるでお局のように現場に厳しい」


パターン1の家族看護師の場合、とても関わりやすいです。

これは適当に看護をやっていても家族から怒られないという意味ではありません。

というかあまりガミガミ細かく言ってこない家族のほうがトラブルは、そもそも発生しない傾向があります。

逆にパターン2のように、細かくて、やいやいうるさい家族のほうが、不思議と転倒などのトラブルが多い傾向があります。


つまり、「この患者の家族はうるさいから気を付けよう」という患者に限って、トラブルが発生して、家族に連絡するのが怖いということが起きます。

まるでマーフィーの法則のようです。


おおらかで細かくない家族のほうが、そもそもトラブルが発生しないというのは現場の肌感覚であります。


これは本当にそう思います。

病院だけじゃなくて、商売でもそうじゃないでしょうか。



それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。


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