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入院するときに、今飲んでいる薬を自宅から持ってこられます。

大概の患者さんは大丈夫ですが、なかにはとても複雑な人がいます。

これが困るんです。


◆ 入院時の持参薬はわかりやすく整理 してほしい



いろんな種類の薬を飲んでいる患者さんが入院してくると、把握するのが大変です。

お薬手帳を持参されるとまだマシですが、それを忘れたり、無くしたりする方がいます。

そうなると、もっと複雑です。


できればお薬手帳は忘れずに持ってきてほしいです。

そ・れ・と

薬を一つの袋にガサーっとごちゃ混ぜにして持ってくる人…

ちゃんと整理整頓してきて!


一種類とか二種類とかならまだいいですよ。

何種類もの薬をバサーーーっとごちゃごちゃにしている人がいます。

なにがなんだかよく分からない。

間違いの元です。

というか、あなたは家でどういう管理をしていたんですか?と言いたくなる患者さんがいます。


そういう人は、失礼ながら管理ができないんだなあと思われてしまいます。


◆ 持参薬は薬剤部で鑑別される



入院すると、持参薬はまず薬剤部に行きます。

薬剤部で持参薬をどうしているのかというと、当院で採用されている薬かどうかを判別します。

もちろん持参薬のこの薬が何錠あって、この薬が何錠ある…という数をかぞえることもしていますが、もっとも重要なことは「ここの病院に採用されている薬かどうか」です。


薬は、病院によって「ある」のと「ない」のとがあります。

病院はすべての薬を持っているわけではありません。


たとえば患者が持ってきた薬が「ロキソニン」でした。

ところが、この病院は「ロキソプロフェンナトリウム」しかありません。

こういうことが、よくあります。


ちなみにロキソニンのジェネリック薬が「ロキソプロフェンナトリウム」です。

同じ成分で作られているけど、薬効もほぼ一緒だけど、違う薬しか置いていない。

こういうことがよくありますので、

持参薬はまず病院内の薬剤部にいって、そこでウチの病院に採用されているのはどれか?無いなら似たような薬はどれか?を鑑別します。


これを元に、主治医が入院期間中の内服薬を決めます。

ちなみにこの時点で、主治医が「こんな薬、飲む必要ない」と判断されると、その薬は出ません。


◆ 普段から薬はシンプルにわかりやすく管理しましょう



これに尽きます。

ちゃんと管理していないと間違いの元です。

一目瞭然にしておきましょう。


自分だけがわかっていたらいい、という考えだといざ急に入院となったら家族も病院も困ります。


薬の基本は、間違いを避けるということです。

シンプルに分類し、パッと見てわかる薬管理を心掛けたいものです。









それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。


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