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オーストラリアの研究でコロナパンデミックが自殺にどう影響したかを調べたものがあります。

これは4月13日発表された研究です。


この研究は、21カ国のデータを引き出し、COVID-19パンデミックが宣言されて以来、自殺のパターンが変化したかどうかを評価するために、既存の傾向を制御する分析アプローチをしました。
これは、この規模でCOVID-19の潜在的な自殺関連の影響を探る最初の研究です。

一次分析の結果、一般的に、パンデミックが始まって以来、少なくとも高所得国と中所得国では自殺者が増加していないようだ。


21の国や地域で、パンデミックによって自殺者が増えたのか減ったのかを調べました。

すると、どうでしょう。

21の国や地域のうち、12ヶ所で自殺の減少があったのです。

10カ国の全国データや11カ国の様々な地域のデータなど、21カ国(高所得国16カ国と中高所得国5カ国)のデータを提供しました。
自殺者の観察数と予想される数に基づく率比(RR)および95%のCIは、パンデミックがどの国または地域でも始まって以来、自殺のリスクが有意に増加した証拠を示さなかった。
12の国または地域で予想される数と比較して自殺の減少の統計的証拠がありました


多くの国では、パンデミックによって自殺者が有意に増えたということはなかったそうです。

しかも逆に自殺者が減ったところが多かった。


でも日本はどうでしょうか。

なんか日本は去年自殺者が多かったと記憶していますね。


これについて、この研究では次のように記載されています。

ウィーン、日本、プエルトリコは例外であった。この三つの国と地域は際立って自殺者が増えていた。

なんと！、

多くの国では自殺者が同じか減っていたのに、

ウィーン、日本、プエルトリコだけ、パンデミックによって自殺者がすごく増えたそうです。


論文のなかに、日本で自殺者が増えた理由の考察が書いてありました。

それによると、去年、有名人の自殺が相次いだことが一因ではないか、ということです。


な、なるほど。

でも個人的には、緊急事態宣言や自粛などによる経済的理由もあるんじゃないかなーと考えます。


今年もかなり経済的にきつい年になりそうです。

どうなることやら…。



それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。


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