コロナで実習不足の新人看護師に懸念とは、なんにも分かっていない人の記事ですね。
— ふるたによしひさ@教育系看護師YouTuber&ブロガー&ライバー (@yoshihisanurse) April 6, 2021
実習したら懸念なし、とでも思っているの?
実習不足の看護師が病院に…医療現場が懸念する2021年問題「リミットは3か月」(bizSPA!フレッシュ)#Yahooニュースhttps://t.co/QgoRCpJPDi
先日、ボクはこんな記事を書きました。
コロナで病院実習がほとんどできなかった看護学生さんが、今年は新人看護師として全国の病院に入職しました。
実習ができなかったことで、看護師としていまいち、みたいな意見があるので、それに反論した記事です。
そしてまたこんな記事を見つけました。
実習ができていないから「今年の新人看護師に懸念がある」という記事です。
その懸念ってなんですか?
看護学生のときの病院実習ってどんなものか知っていますか?
素人ができるようなことしかやりません。
だって国家資格を持っていないから。
受け持ち患者の看護展開のトレーニングもしますが、それは実習でなくてもできます。
実習ですべてをまかなえるものではないのです。
それなのに、実習にいくことで新人の懸念がない、ような記事はいかがなものかと思います。
毎年毎年、新人看護師は「できる」看護師ですか?
全然違いますよね。最初は誰でも戦力ではありません。
実習をきちんとやってきた歴代の新人看護師をみればわかるでしょう。
それなのに実習に行っていないので「懸念がある」というのは、今年の新人に対してあやまった見方です。
新人看護師が実習に行けなかったのはその人のせいじゃありません。
そして実習に行ったからといって新人看護師が立派に働けるというわけでもありません。
この記事を書いた人は分かっていないなあと思います。
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