93歳の女性の肝臓が少女に移植され”100歳”を迎えた!? 「臓器の寿命は一体何歳なのか」 https://t.co/15L8Gs1aVy pic.twitter.com/wTgGEx5bU3
— 科学ニュースメディア@ナゾロジー (@NazologyInfo) June 29, 2020
臓器移植って知っていますよね。
他人の臓器を自分の臓器として移植する。
もう何年も前からおこなわれています。
臓器移植といっても、いろんな臓器があります。
そうそう、
「輸血」も臓器移植の一種です。
なので、拒否反応がおこることが想定できます。
ところで、この臓器の寿命ってどれくらいなの?
◆ 臓器の寿命な一体何歳なのか?
ある19歳のトルコ人女性は93歳の臓器を移植されました。
しかも彼女はその後健康に生き続けたのです。
この結果は「臓器の寿命」について様々な考察をもたらしました。
「ナノゾロジー」の記事によると、
肝疾患のある19歳のトルコ人女性は緊急な移植を必要としていました。
肝臓不全が脳にダメージを与え始め、やがて彼女の肝臓は完全に機能停止したのです。
その肝臓は寄生虫感染によって引き起こされた嚢胞(のうほう:分泌物が袋状に溜まったもの)があっただけでなく、最近亡くなった93歳の女性のものだったのです。
他の選択肢がないため、2008年、トルコのイノー大学肝移植研究所で93歳の肝臓は19歳に移植され、手術は無事成功しました。
その後、トルコ人女性は生き残り、6年後に健康な赤ちゃんを出産。娘の誕生日にこの女性は26歳になり、肝臓も100歳の誕生日を迎えたのです。
このケースでは、ボクたちの寿命よりも臓器が長生きしたことになります。
じつは臓器によって寿命は違います。
長生きする臓器、長生きしない臓器。
個人差もあります。
なので、一概に「この臓器は何年生きる」とはいいがたい。
たとえば暴飲暴食していたりすると、やはり痛みます。
一方、角膜はもっとも耐性があるといわれています。
年齢の影響をもっとも受けない臓器です。
臓器の寿命は病気やライフスタイルの影響をモロに受けます。
「ご自愛ください」は、
臓器にも言えることです。
なるべく無理をしない食生活を。
なるべく適度な運動を習慣に。
なるべくストレスを溜めない。
なるべく笑う。
毎日の少しづつの積み重ねです。
それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。
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