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新人看護師さんに看護技術を教えていると、

自分の新人時代を思い出します。

とにかく、

どんくさかった

のです(笑)

採血や点滴のルート血管確保が

超絶へたくそ

でした(爆)

思い出しても、トホホ…ですよ(´;ω;`)

ま、まあ、今は大丈夫です。

ホント、自分で言うのもあれですが、

注射、めっちゃ上手いです!


それはともかく、

新人ナースはこの一年間、現場でみっちり看護技術を磨きます。

で、この前はじめての採血をする機会がありました。


◆ 1回目、失敗



ちゃんと事前に予習してきています。

まずは先輩のやり方を見学します。

いきなりは患者さんに針を刺したりはしません。

事前学習に見学、モデル人形での練習…と、やって、

いざ、患者さんに採血をやります。

で、

1回目の採血は、失敗。

血液が引けませんでした。

2回目、失敗。

ここで選手交代。


新人看護師が採血や点滴の血管確保を一発で成功することは少ないです。

こんなことを書くと、自分の採血のときはベテラン看護師にやってもらいたいと思うでしょうが、

ま、まあ、最初からうまい人はまずいないと思ってください。


それを乗り越えて、みんな上手くなっていきます。

(失敗された患者さん、ごめんなさい)


◆ 採血は血管を見つけられるかどうかで決まる



以前の記事にも似たようなことを書きましたが、

採血は血管が見つけられるかどうかで決まります。

「おっ、この血管は良さそうだ」

という血管に出会うかどうか、これがすべてです。


でも中には

「うーーん、いい血管が全然見つからないなあ」

という患者さんもいます。

それでも採血ができそうな血管を見つけます。


採血は血管選びが成功のカギとなりますが、

プクッと膨らんだいい血管でも失敗することがあります。

いわゆる「針が逃げる」というやつで、血管の表面をスルッと滑ってしまい刺さらないことを言います。

なので、針を刺す時は、あまりにゆっくり刺すと血管の表面を滑ってしまい刺さらないことも。

ある程度スッと針を刺すほうが血管が逃げなくて成功しやすいです。


でも新人看護師さんは、毎日真剣に自分の腕を上げようと努力をしています。

そういう姿勢をみていると、初々しいと感じます。

新人看護師さんは、まだ始まったばかり。

大丈夫。これからもっともっと採血が上手になりますよ。


失敗したらボクが登場します。


それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。

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