この動画はホリエモンこと堀江貴文さんが、感染症の専門家に新型コロナウイルスについて質問をするという内容です。
これがめちゃくちゃ分かりやすくて勉強になるんです。
そのへんのテレビを見るよりも、新聞を読むよりも、はるかに分かりやすいです。
もう視聴してて、感動ものです。
とてもとても有益な情報です。
これほどの有益な情報をタダで手に入れられるなんて、いい時代です。
テクノロジーの進歩に感謝です。
あまりにも有益すぎるので、この動画をご紹介します。
動画の内容で重要なところをボクの独断でピックアップしていきます。
新型コロナウイルスについてモヤモヤが取れてすっきりします。
前編と後編の二本立てです。
まずは前編
◆ 米国立衛生症研究所の峰 宗太郎先生がゲスト←超有能先生
峰先生はアメリカでウイルス学・免疫学を研究されています。
現在はアメリカ国立衛生研究所のアレルギー感染症研究所で働いていらっしゃいます。
インターネットで日本にいるホリエモンと会話をしている内容です。
ホリエモンが峰先生に新型コロナウイルスについて質問をして、先生が回答をするという形式です。
最先端の情報を峰先生が教えてくれました。
新型コロナウイルスについて分かっていること、気を付けること。
◆ 今までコロナウイルスは6種類ある、今回で7つ目になる
今までいわゆる「風邪」として知られているコロナウイルスは4種類あります。
それとは別に、SARS(サーズ)としてSARSコロナウイルスがあり、中東で流行っていたMARS(マーズ)MARSコロナウイルスがあります。
この2つを足して、いままで6つ知られていました。
今回の新型コロナウイルスはSARSに近いウイルスで名前が
「SARSコロナウイルス2」(サーズコロナウイルスツー)となりました。
それくらい今回の新型コロナはSARSに遺伝子の情報がよく似ているんです。
◆ 新型コロナは肺にまで増殖する
今までにあるコロナウイルスは上気道、つまり鼻や喉に増えることが多くて下気道(肺)にはあまり入りません。
ところが新型コロナは肺にまで増殖することが分かっていて、毒性がやや高いことが特徴です。
SARSと風邪のコロナウイルスの中間のような性質です。
広がりやすく毒性もやや高いということ。
◆ 子どもは重症化しない。高齢者は重症化しやすい
子どもは重症化しないのに、高齢者は重症化しやすい
高齢者と基礎疾患を持っている人が重症化しやすい。
子どもはかなり感染をしているけど、重症化はしていないことが分かっています。
なぜ子どもは軽いのかは、まったく分かっていません。
峰先生の考えでは、免疫の状態が関係しているのでは?
このようなことは今までにもあって、
たとえば水疱瘡では、子どもがかかると湿疹がバアーと出るけど、大人がかかると熱がでる。
りんご病では子どもがかかるとほっぺたが赤くなるくらいだけど、大人がかかると重症になりやすい。
このように、病気によっては子どもはへっちゃらだけど、大人がかかるとヤバイことは今までにもあります。
◆ 治療薬開発について、もう臨床実験が始まっている
ゼロから開発をしているのではなくて、今ある薬の用途を変えて効くかどうかをためしています。
ウイルスは共通に持っている仕組みがあって、自分自身を増やす部品が似ています。
今回の新型コロナを増殖する部品の形がすぐに決められた。
三次元解析をして、その部品にどのうような薬が当てはまるかが早い段階で分かりました。
「これが効くだろう」という薬の臨床実験が進んでいます。
新型コロナのゲノムはRNA
人間はDNA
RNAは一重なのでエラーが生じても訂正されないので、エラーを起こしやすい。
人間はDNAで二重らせん構造なのでエラーが生じてももう片方から補正されるのでエラーが起こりにくい。
つまり新型コロナは変異しやすいということです。
でもインフルエンザよりかは変化しにくいということが分かっていて、ワクチンが完成したらインフルエンザワクチンよりかは効き目が長持ちするだろうと言われています。
◆ 感染予防で気を付けること
後編です
注意すべきことはこの3つです。
①人が集まる
②飛沫が飛ぶ環境
③換気が悪い
この3つが合わさるのが濃いほど感染リスクは高まります。
なので普通に歩いているのに感染はまずしません。
電車も誰も歌っていないのでエアゾール感染は心配いりません。
むしろつり革やドアノブを持つことによる接触感染です。
ここでも「手」が危険です。
何でもかんでも自粛自粛というのは根拠のないことです。
何も知らない素人がワーワーと過剰に怖がっているのはよくありません。
病気は正しく怖がらなくてはいけません。
峰先生も接触感染を注意するように言っています。
感染物(飛沫物)を触って手で顔を触ることは避けましょう。
その手から感染します。
やはり、マスクにこだわるより手洗いにこだわりましょう。
それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。
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