次の南海トラフ巨大地震は2035年です。
◆ 来るぞ!南海トラフ巨大地震
京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授・同名誉教授の鎌田先生によりますと、
次の南海トラフ巨大地震は2035年というのです。
2035年……、も、もうすぐやん!
2035年、±5年の誤差を考慮して2030年~40年。
必ず来ます。パスはないです。
なぜならこの南海トラフ巨大地震は100年ごとにきれいに来ているからです。
鎌田先生は地球科学の第一人者です。
テレビ番組「世界一受けたい授業」でも登場されましたね。
鎌田先生は南海トラフ巨大地震を調べて、きれいに100年ごとに来ていることから、
次は2035年、±5年の誤差を考慮して2030年~40年だとしています。
絶対に来るということです。パスはないです。
南海トラフ巨大地震は、東日本大震災の10倍の被害が想定されています。
ボクはこういう
「次の大地震は〇〇年後だ」
というのは基本的に信じないのですが、
これは別です。
科学的にそうなんですから、
南海トラフ巨大地震はたしかに約100年ごとに来ています。
◆ 次の巨大地震が迫っている
南海トラフ巨大地震は90年~150年周期と幅がある年代もあります。
たしかにそうです。
で、じゃあなんで鎌田先生は次の周期が特定できたのでしょうか?
それはプレート地震の場合、地震が起きると地面(海底)が盛り上がるからです。
太平洋プレートがユーラシアプレートを引きずるように地中へ押していくと、
やがて耐え切れずに「ポン!」と跳ね上がります。
これが巨大地震であり大津波になります。
では、この地面の跳ね上がりがすごく高いと
地面が戻るまで時間がかかるので次の地震まで時間がかかります。
逆に、海底の跳ね上がりが低いと、
すぐに地面が戻り、次の地震までの時間が短くなります。
日本の高知県などの漁師さんたちは、過去に南海トラフ巨大地震のときの
漁港の海底の地面の高さを調べて文献に残してくれているんです。
これが非常にありがたい資料だそうです。
海底の地面が盛り上がると、船が付けなくなるので、
昔の漁師さんたちは自分の港の海底の深さを測っていて記録してくれていました。
これによって、過去の南海トラフ巨大地震でどれだけ海底の地面が盛り上がったかが分かります。
これを検証することで、次の地震の予測計算できるというわけです。
◆ 東日本大震災の10倍の規模
東日本大震災のときは約10m~20mの大津波が襲いました。
南海トラフ巨大地震の津波は高知県で約34mです。
30m越えです!
これはビルの11階に相当するそうです。
つまり命を救うためにはビルの12階に行かなくてはいけないのです。
津波は何分で到達するかが重要です。
東日本大震災ときの大津波は約50分ほどでした。
まだ逃げる時間があったほうなんです。
だからテレビ中継で「車で逃げる人」や「ビルの上にいた人」が映っていました。
まだあれでも余裕があったほうなんです。
ところが、南海トラフ巨大地震の大津波は
早いところで2~3分だそうです。
3分ですよ、3分。
3分でビルの12階以上に上らないと死ぬんです。
できますか?
◆ 今から備える
鎌田先生が言っているように、
「命を救うには知識が必要」
です。
繰り返しますが、
ボクは「〇〇年に大地震がくる」
という話は基本的に信じません。
都市伝説だと思って、まったく相手にしません。
しかし、この南海トラフ巨大地震だけは別です。
科学者が科学的に検証した結果なので、
話しを聞いていても、
素人のボクでも説得力があります。
でも30m級の大津波なんて人間にはどうしようもないですね。
和歌山県や高知県などの人たちで海岸線に近いところの方は
やはり高台や陸地奥へ引っ越したほうがいいのでしょうね。
だって3分で来るんだから。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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