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病院食にお箸やスプーンが付いていなくて、入院したらお箸やスプーンを患者側が用意しなければいけないのは、納得がいかない…。

そういう意見があります。




「なんで病院側がお箸を用意してくれないんだ?」

こういう不満を持っている方の意見として、「点滴が繋がっている身で洗面所まで行って自分で洗うのが大変」「患者によっては自分で洗えなくて不衛生」ということです。

まず、実際に入院した病院が「お箸やスプーンを用意しない」のと、「病院側が用意してくれる」とではどういうメリット・デメリットがあるのでしょうか?




◆ 病院側が用意すると「衛生的」。患者側が用意すると「ちょっとでも普段の気持ちで食べられる?」

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この記事では「お箸やスプーンは、病院が用意してくれないと患者は不便この上ないんだ」という内容です。点滴がつながっている身で、毎食後に洗面所にいってお箸を洗うのは大変。患者によっては自分で洗えない人もいるんじゃないか?そうなると「不衛生だ」という意見です。

なるほど…。そうかもしれませんね。ほかの食器と一緒に降圧洗浄乾燥にかけることになるので、そのほうが衛生的です。


となるとお箸を患者が持ってくるメリットは?

自分のものじゃないと口に入れたくないっていう人は、それでいいのかもしれません。他に、こだわりがあるとか。自分のを使うことで、普段の生活の気分を味わう?うーん、そうかな?お箸だけで「普段の生活気分」を味わえるものかしら。


◆ 病院側が用意すると「患者もスタッフも、双方が楽?」


一方、お箸やスプーンを病院が用意すると、患者側からしたら「メリットしかない」?

たしかに患者さんはお箸をそのまま御膳に乗せておけばいいのですから、いちいち洗う必要がなく、便利だと思います。あと、看護師等の病院スタッフにとってもメリットがあると考えます。食事毎に患者さんのお箸があるのか、ちゃんと出しているのかを気に掛ける必要がなくなります。また、自分で洗えない患者さんの代わりにお箸を洗って返すということをしなくてもよくなります。


病院側でお箸やスプーンを用意するのは、厨房で食器をお盆に乗せるときにお箸も乗せてくるので、病棟の看護師等がお箸を用意するわけではありません。


やはり、患者側もスタッフ側も楽でしょう。


◆ 私は双方の職場経験があります。私の結論は…。

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ズバリ、「お箸やスプーンは、病院が用意したほうがいい」ということです。

私の前の職場は「お箸類は家から持ってくる」病院でした。今の職場は「病院が用意している」ので、双方を経験した私からすると、病院が用意しているほうが、メリットが大きいと感じます。

<お箸やスプーンを病院が用意したようがいい理由>

①患者は用意する必要がない。

②使ったあとに、患者が洗う必要がない。

③看護師が毎食、患者のお箸が用意されているか確認する必要がない。

④患者が無くしたことに巻き込まれることがない。「お箸がないの。貸して」と巻き込まれない。

⑤自分で洗えない患者の代わりに看護師が洗うこともない。

⑥毎回、食器洗乾燥機にかけるので、衛生的。


うーん、こう考えると、やはり病院側が毎食用意したほうがいいような感じがします。


逆に「患者がお箸等を用意する」のメリットは?…

あまり思いつきませんね(笑)

①病院(栄養科)が用意する手間が省ける。

②自分のお箸を使うので、気になる人には清潔と感じる。

③普段使っているものを、入院中も使える。

こんなもんでしょうか…。まだあるかもしれませんが。


私としてはやはり「病院が毎食お箸を御膳に乗せて用意する」のがいいですね。

そのほうがスタッフが楽ですし、他の食器と一緒に降圧洗浄乾燥にかけるので、衛生的ですしね。


これはそれぞれの病院のやり方が違うので、入院した病院の方針に従わざるを得ないでしょうが、皆さんはどうでしょうか?

自分のお箸を使うほうがいいですか?それとも病院が用意したほうがいいですか?



それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。

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