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「あるある」シリーズ。今回は「夜勤あるある」の第6弾。

夜勤は日勤と違い、スタッフが少ない。それ故に転倒など危ない場面があります。

また2交代制だと約17時間もの長時間の仕事になります(休憩、仮眠はありますが)。

こうした夜勤特有の「あるある」はどんなものがあるのでしょうか。



◆ 不思議と排便が重なる夜がある。

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これです。しかも排便があるのはオムツをしている患者さん。自分ではトイレで座れず、退院後の家族の介護負担を考慮して夜だけオムツ対応をしている患者さん。もともと寝たきりの患者さん。

一晩で4~5人もオムツ内に排便があることも。

こうした夜間の排便処理は疲労度が増します。

それ故に退院後は家族の負担を少しでも減らすために夜間だけオムツにしている患者さんがいます。


もちろんすべての人がトイレで排泄ができれば一番いいのかもしれません。しかし100%とはいかないのです。


さて、看護師間ではできるだけ夜間の排便は避けたいところ。

だから便秘の患者さんには、できるだけ夜間のタイミングで排便がないように、便秘薬を飲む時間を考えて飲んでもらいます。

夜間に排便がしたくなると、患者さんも落ち着いて眠れませんからね。


こうしてできるだけ夜間の排便は避けるようにしますが、こればかりは上手くいかない時もあります。

生理現象ですから、どうしようもありません。

分かっているんですが、やはり大変です。家で毎日家族を介護している方の気持ちがよく分かります。

本当によくされていると思います。


◆ いつもとリズムが違う夜がある。

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夜間に限らないかもしれませんが、どうもいつもの調子が出ない、なんか上手く動けていない自分がいる。

長時間勤務という心理が働いているのか、夜という時間帯が動きを悪くしているのか、いずれにしてもどうも自分の動きがスムーズでない勤務があります。


なんでこんなことを言うのかといいますと、夜勤はやるべきことを手際よく早くやると楽になるんです。

慣れてくるとやるべきことをパッパとやると自由な時間が増えるんです。

夜勤はただでさえ疲れます。なんといっても夜ですから、ほとんど徹夜ですから。何もしない時間がちょっとでも多い方が体と心に優しいのです。

なので、慣れてくるとできるだけ仕事を先回りして手際よく業務をやってしまったほうが楽。カルテも早く書いてしまったほうが楽。でも、でも…。


なんかリズムがつかめなくて業務が早く終わらないなんてことがあります。


そうすると余裕をもって仕事ができなくなり、明けの定時になってもまだ記録が書けていないことがあったり、残務があったりして、結局定時に帰れなくなることがあります。

これを避けたいために先先業務をこなしていきたいのですが、残念な夜勤があります。


次こそはいいリズムで夜勤をしたいなあと思うのでした。


◆ たまの夜間バイトの医師は優しいことが多い。

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病院の当直医は、その病院に勤めている医師とたまに来る夜間バイトの医師で構成されていることがあります。

今までの感覚で言いますと、夜間バイトに来る医師のほうが「優しい」…

常勤の先生、ごめんなさい。


でも、そうなんです。バイトに来る先生は優しい人が多いんです。

だから、その医師の夜勤のときは、ちょっと心がホッとするんです。私だけじゃないですよ、夜勤スタッフみんなです(笑)

だからきっとそのバイトの先生の時は、夜間スタッフは遠慮なく電話して、普段の当直医のときよりも電話が多いはずです。


夜勤は身体的、精神的負担が日勤よりも多いのが通常です。

やはり夜は寝るためにあります。だから体調の悪いこともありますし、いつもの調子が出ないこともあります。

それでも責務としてがんばっている看護師さんたち。

今夜も、お疲れ様です('◇')ゞ



それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。




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