夜勤をする看護師たちは、2交代制の場合、約17時間勤務で拘束されます。
休憩時間や仮眠時間はありますが、当然食事もとります。
夜勤をしている看護師はだいたい比較的若い看護師が多い。
これは夜勤は重労働であり、歳をとってくると正直しんどすぎるということがあると思っています。
私の経験でも夜勤をしている看護師は比較的若い年齢の人が多いです。
50~60代の看護師もいますが、夜勤をしているのは歳をとればとるほど少なくなっています。
今日は夜勤をしている看護師たちについてのお話です。
看護師たちはいつのタイミングで、どんな食事をとっているのでしょうか?
◆ 夕食は21時前後、朝食は5時、5時30分くらいに食べてます。
病院によりますが、夕食はだいたい21時前後に食べることが多いと思います。
一般的に3人のスタッフで夜勤をすることが多いですので、3人でナースステーション内で一緒に食べるか、一人ずつ順番に食べるかです。
集中治療室ではもっと人数がいますし、まず一斉に食べるということはしませんから、順番に一人ずつか半分ずつ休憩に入ります。
夜ごはん休憩はどこも1時間。
1時間の休憩があるので、お湯を沸かしてラーメンを食べたり、お弁当を食べたりして過ごします。
食べ終わってもまだ時間が余るので、スマホをみたりして休憩します。
朝ごはんの休憩時間はだいたい30分くらいでしょうか。
6時になったらバタバタと忙しくなるので、それまでのしばし休憩。
◆ 手作り弁当 or コンビニ弁当 or 出前
私が以前勤めていた脳外科の救急病院では、「出前」が多かったです(笑)
何軒か出前のお店のメニューがナースステーションの休憩室に置いてあるんですね。
で、何円以上注文したら送料無料になる、、、とかで、看護師たちは「今日はこの店にしよう」と言いながら何人かで出前をとります。
これがけっこうおいしいお店があって、激務の夜勤中のちょっとした息抜きになります。
現在勤務している回復期リハビリテーション病院は、出前ではなくそれぞれが持ってきたお弁当です。
自分で作ったお弁当や、コンビニ弁当やらいろいろ。
なかには「ダイエット」と称して、パン一個だけとかの人も。
それと夜勤中は異常に喉が渇きます。
これ、本当です。
なので、けっこう大きめの水筒を持ってきていたり、1Lや1.5Lのペットボトルの飲料水を持ってきたりします。
これだけあっても一晩で飲み切っちゃうんですよねぇ。
それくらい夜勤というのは喉が渇きます。
◆ 夜勤中でもちゃんと朝食を食べています。
多忙な夜勤といえども、意外とちゃんと看護師たちは朝食を食べています。
そろそろ起床時間という5時か5時30分頃、人知れず夜勤看護師たちは休憩室でささやかな朝食タイムをとっています。
中にはもともと朝食を食べない(食べるという習慣がない)看護師もいます。思い思いの時間を過ごしています。
おそらくどこの病院もこれくらいの時間に朝食を食べているはずです。
だからお願い!この時間はナースコールが鳴らないことを祈っています!
どこも6時起床です。
あと少し、あと少しのこの時間くらいは、ゆっくりさせて。
どうせ6時になったら起こしに病室へ行くんですから。待っててよ。
もうすぐ行くから。
5時45分とかにナースコール。もう、あと15分じゃない。ちょっと空気読んでほしいなあ。
毎朝6時に電気がついて起こしに来るでしょ。6時に起床時間で動き出すことは知っているでしょ?なんで待てないのかなぁ。あと15分だったのに。せめてこの時間くらいはゆっくりさせてほしいなあ。
・・・・・
という愚痴を心に秘めて、ナースコールのために朝食を中断して病室に行くのでした。
鳴ったら病室へ行くしかありません。
ざっとこういう感じですが、病院によって休憩時間や体制は若干変わります。
「夜勤はヒマ」というのは幻想で終わることが多い、病院の夜勤。
今夜も何かしらのトラブルや不穏やドラマが起こっているはずです。
そうです!
「腹が減っては戦はできぬ」です。
それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。
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