病棟看護師をやっていると、患者さんのベッドによく行きます。
当たり前ですが、看護師がベッドによく行くわりには、ベッドのシーツが汚くなっていることがあります。
それを見た時、あなたなら銅思いますか?
シーツが汚れていると、ここの病棟があまりケアをしていないんじゃないかと思われてしまう。
面会に来られた家族さんがシーツを見て汚れがあれば、「ここの病棟はウチの人をちゃんと看てくれていないんじゃないか?」と心配になるかもしれません。
できるナースは、「ベッドの布団とその周りがとてもキレイに整理整頓をしている」のです。
どうです?できていますか?
◆ 布団をきちんとたたんで、ワンランク上のナースを目指そう。
患者さんがリハビリや離床しているときに、ベッドの布団が畳まれていなくて雑にあるということです。
あと、着替えはパジャマやフェイスタオルなとが枕のそばにそのままで置いてあるとか、日常茶飯事です。
回復期リハビリテーション病棟といっても毎日バタバタしています。看護師もそれほど余裕のある時間を過ごしていないので、めんどくさいのはよくわかります。
しかし、忙しくても布団やパジャマ類はきちんと畳んでおきたいものです。
特に週末は家族がよく面会に来られます。家族が来るからというわけではありませんが、きちんと畳まれた布団や服などは、誰が見ても気持ちのいいものです。
家族は「うちのお母さん、大事にされているな」と思うわけです。
本人も家族も、そしてスタッフも、気持ちいいじゃないですか。
私が特に心掛けているのは、「夜勤明けの布団やパジャマの整頓」です。
夜勤明けのときに布団などをきれいに畳んでおくと、日勤者が出勤してきたときに夜勤者の仕事ぶりが高評価になります。
たかが布団、されど布団です。
たったこれだけで、あなたの株は上がります。試してみてください。
後輩の指導でも、布団類をきれいに畳むことは言っています。
これがホスピタリティにつながります。
めんどくさいことも、習慣になれば平気です。体が自然と動くようになりますから、そこまで継続してキレイにしていくことをお勧めします。
夜勤明けはしんどいので、はっきりいって布団やパジャマまで手が回らないと思う方もいるでしょうが、そこは踏ん張り時です。
めんどくさい気持ちはよくわかります。だからこそ、きれいに畳んであるとあなたの評価が違ってくるのです。
誰もやらない病棟であれば、なおさらです。
布団やパジャマをきちんと畳んで、ワンランク上のナースを目指しましょう。
ま、当たり前のことでしょうが、これがなかなかできないんですよね。
家では自分の布団は散らかっていますけどね…(笑)
それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。
初出掲載:2018年10月6日 更新日:2019年11月15日
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