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ナースコールが鳴ってベッドへ行くと、そこでは…


◆ ナースコールが鳴った時



ナースコールって緊急なときや困ったときに押すもんだと思うでしょう。

実際そういうときのための物なのですが、

現場ではそうとも限らないということが非常に多いのが現実です。


ナースコールがあって部屋に行くと、

「………」看護師が来ても無言でまったく素知らぬふりで無視。

看護師「あの、どうされましたか?」

「………」

それでもまだ素知らぬふりで無視している患者さん。

多いですね。


このほかにもよくあるケースが、

「ちょっと押してみた」

「これ何だろうと思って押してみた」

「………えっと…なんだったっけ?」


多いですね、本当に多いですね。

それもこれもどこの病院でも認知症患者さんがめちゃくちゃ多いからですが、

患者本人からすると悪気はないのでしょうけど、

これに振り回される看護師はたまったもんじゃありません。

だって、どんなに説明しても数分で忘れるんですから。

で、またナースコールを押されます。

これの無限ループ。

発狂します。


◆ 「お布団かけて」も多い



あとナースコールで多いのが

「お布団かけて」

です。


これもめちゃくちゃ多いですね。

でもね、

自分でできるんですよ。

本当に、うそじゃなくて、患者さん自分でできるんです。

なのにナースコールで看護師を呼んで布団をかけさせるのです。


普段、患者さんは自分で車いすを操作して売店で買い物しているんですけど。

普段、患者さんは自分でコインランドリーに行って自分で洗濯しているんですけど。

な、の、に、なんで布団をかけられないのさ?

自分でできるでしょ!


その証拠に、患者さんにやってもらうと

できるんです!


我々は患者さんのできるできないの能力をしっかり把握していますから、

できないことを自分でやれとは言いません。介助します。

できることは自分でやりましょう。

だって、ここは

回復期リハビリテーション病院だから。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




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