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親の介護で自分の人生を犠牲にしないために公的制度があります。


◆ 美談ではない



昔は親の介護は子どもがするべきだ、とか、

親の介護は嫁いできた長男の嫁がするもんだ、とか、

いろいろありました。

いまでもそういう考えの人もいるでしょう。


子どもは親の介護をしっかりやるのが美しい親子愛なのだ。

というのは美談でもなんでもないと思います。


親の介護で子どもの人生が犠牲にならないように公的介護保険制度があります。

うまく使いましょう。

そして使ったからには、その道のプロに任せるのです。


こう言うのは、介護保険制度を利用しているにもかかわらず、

他人に任せられないので、家族がヘルパーなどに「ああしろ、こうしろ」といちいち口出ししてくる人がいるからです。

そんなにいちいち口出ししたり、

任せられないのなら、

どうぞご自分でやってください、と思うからです。


なんのために他人を読んで介護を助けてもらっているのか。


こういう人はけっこういます。

任せられず、結局自分があれこれ指図して休まらないという人。


なんのためにヘルパーを読んだのですか。


家族が介護でつぶされないために、

家族が親の介護で人生を犠牲にしないために、

社会みんなで介護を支えましょうという制度なのに。


◆ 親は本当に子どもの犠牲を望んでいるのか



ボクは思うのです。

自分が高齢になって子どもから介護を受けるようになったら。

子どもが自分の介護で自分の人生を犠牲にしていると思ったら。

子どもが自分の介護で自由な時間を持てず、やりたいことができないでいたら。

それは、ボクとしては、親としては耐えられないです。


自分のことで子どもが不自由な生活になってしまったら、本当に耐えられません。


そういう立場になったら、ボクは公的介護保険制度を使います。

ヘルパーさんや訪問看護師さんに世話をお任せします。

子どもには「自分のことは心配しなくていい、全部やってくれるから」と言います。

子どもには子どもの人生があります。

子どもの時間は子どものより良い人生のために使ってほしい。


親ってそういうもんじゃないでしょうか。

自分の介護で子どもが自由に動けないなんて、誰が望むでしょうか。

自分のせいで子どもが人生を犠牲にしているなんて、親は望むのでしょうか。


でも世の中にはそういうのを望む人がいるということは知りつつ、

やはり、親の介護で子どもの人生が犠牲になることは良くないなと思う派です。





それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。




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