「嚥下食」のすしや天ぷら、見栄えにもこだわり 筋ジス患者ら食べる喜び味わう。
— ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) June 12, 2023
山形県鶴岡市の料理人、延味(えんみ)克士さん(54)が、味にも見た目にもプロの技を生かした嚥下食を作っています。
寿司に天ぷらハンバーグなど全部嚥下食、すごい!https://t.co/TFZ2rwzDQ2 @kobeshinbunより
◆ 兵庫中央病院での試み
山形県鶴岡市の料理人、延味(えんみ)克士さん(54)が、味にも見た目にもプロの技を生かした嚥下食を作っているのを、上野さんがNHKのテレビ番組で知った。
すぐに医師の坂下建人さん(50)が連絡を取り、延味さんは「介護施設からの依頼はあるが、病院からは初めて。おいしいものを食べさせたいという病院の熱量がすごかった」と快諾。今回の企画が動き出した。名付けて「フードハピネスプロジェクト」だ。
その嚥下食は、本格的なものです。延味さんは提供日の前日から三田市内に入り、レンタルキッチンで仕込みを進めた。
当日も午前8時から調理を始め、午後3時過ぎまで作り続けた。
だし一つとっても、昆布を60度で2時間煮出すなど、すべての工程に手間暇を惜しまない。
完成した料理は、どれも知恵や工夫、技術が詰まっていた。
すしのうなぎはだしを合わせてミキサーにかけ、フライパンで焼いてから冷やした。
マグロやサーモンは包丁でたたいて細かくし、ネタによってゲル化剤の量を調節してぎりぎりの硬さを維持。形を整え、おかゆ程度の柔らかさのシャリとともに握った。
揚げ浸しの天ぷらは、一度すり下ろしてから固めたタケノコや、すり身に山芋と卵白、昆布だしを合わせ、蒸してから形を整えたハモなど。
どれも食材の風味を残したまま、口の中で簡単にほぐれる一品に仕上がった。ハンバーグは、焼いてからミキサーで砕き、コンソメスープを加えて伸ばした。
ラップで成形した後、バーナーで表面に焦げ目をつけるなど見栄えにもこだわる。
ニンジンやインゲン、クレソンも添え、彩り豊かな洋食に仕立て上げた。
◆ 新たな楽しみの創造
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匠の技と思いやりの心が融合した素晴らしい料理ですね。
素晴らしい 食は 一番の楽しみ そして良く寝れるが 最高ですが・・
食事代 アップかな??
デイサービスの 食事も 値上げで・・なかなか 維持費が大変です
食は見た目も重要ですからコレは良いですね~。
ぜひ全国に広まって欲しい物です。
魚肉を使えない精進料理の文化が医療分野でも活かされているような気がしました。
どういう状況でも見た目の美味しさを求めるのは日本人ならではのものもあるのかもしれません。
こういうのが広まるといいですね。