看護師は「エモーショナルレイバー(感情労働)」の一つだろう。患者からわがままや暴言暴力があっても、自分の感情を出さずにやるべきことをやる仕事だ。感情を押し殺して仕事をする機会が多いためにストレスを溜め込みやすい。メンタルが病む人が多いのも頷ける。だからこそ自分のケアを忘れずに。
? ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) January 2, 2023
エモーショナルレイバーという言葉を知っていますか?
感情労働と呼ばれる仕事をする人のことです。
◆ 感情をコントロールする仕事
たとえば、航空機の客室乗務員(キャビンアテンダント)さん。
わがままなおじさんのお客が「おい!なんだこの料理は。もっとマシなものはないのか」と言われたとき、
内心は「このー、うるさいおやじだな」と思っていても、笑顔で対応しますよね。
このように、自分の感情を表さないようにうまくコントロールしながら業務にあたる仕事を、「感情労働」=「エモーショナルレイバー」と呼びます。
客室乗務員(キャビンアテンダント)だけでなく、
ホテルマン、医療従事者、介護福祉従事者、営業職、販売員などがこれにあたります。
もっとあるでしょうけど、
考えてみると、感情を押し殺して対応する仕事って多いのではないでしょうか。
こうした職業はクレームを言われても、わがままを言われても、丁寧な対応をします。
でもけっこうストレスが溜まりますよね。
◆ ストレスでメンタルを病みやすいので注意が必要
こうした「感情労働」=「エモーショナルレイバー」の人たちは、ストレスを溜めやすく、メンタル疾患になりやすいので注意が必要です。
職場でも、きちんとした「対応マニュアル」が用意されているとか、カウンセラーが配置されているとか、スタッフのメンタルフォローが大事になります。
日本はメンタルフォローというと、すぐに「弱いやつがすることだ」と勘違いするのですが、はっきり言って、誰でもメンタル疾患になる可能性があります。
強い弱いの問題ではないのです。
なので、感情労働をしている人は、休日はおもいっきりバカになって遊ぶとか、自分で心のリフレッシュをすることが大切です。
ずっと仕事のことばかり考えていてはいけません。
オンとオフをうまく切り替えるのです。
「感情労働=「エモーショナルレイバー」は社会にとって大変ありがたい仕事ですし、気持ちのいい対応をしてくれます。
その分、働いている人は強いストレスを抱いているということを広く知って、客も従業員もお互い気持ちよく接したいものですね。
えこれも感情労働なのか
ストレスになりやすい感情労働の教科書
苦手な顧客の対応法をご紹介
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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日本の接客の質は世界一と言ってもいいですが、逆に言えば世界一ストレスがかかるとも言えそうです。
画家も、そういう職業の一つでやすよ。
あっしが画家をやってた時、個展会場で、初老の男性が、あっしの顔を見るなり開口一番、「アンタ?この絵を描いたの。アンタ、死んだほうがいい!死ねっ!」と怒鳴りやした。
あっしが、感情を抑えて笑顔で「何故ですか?」と聞くと
「アンタの絵、殆ど売れてるだろ。売れることは画家はやっちゃいけないんだよっ!」
「では、どうやって、生活してゆけばいいんでしょうか?」
「食えねーで若くして死んでゆくのが、画家ってものなんだよっ!」
この手の買わない客がたくさん来やした。
絵を売って生計を立てているのが「画家」と呼ばれる職業なのに、、、
renbajinharuhi さん>>
ストレスフルなので、休日はバカになって発散します!
ぼんぼちぼちぼちさん>>
めちゃくちゃなおっさんですね…。
ボクなら「そういうおまえだって、私の絵が気になったから会場に来たんだろう」と言ってしまいそうです。
「売れて文句があるなら、買った客に言いな!」
「買った客にはよう言わんのだろ?根性なしが!」
って、追加するでしょうね!(笑)
アーティストも大変なんですね。
コールセンターのオペレーターも管理者も、エモーショナルレイバーですわ。
オペレーターは入電者相手に、管理者は要二次対応入電者とオペレーターとクライアント相手に。
入電者については、明らかなクレーマーなどではないんです。マウントを取りたがる、或いは同情を求めてくる入電者がいちばん厄介。
どうも彼らはこちらが、入電者の希望は(オペレーターの一存で)何でも叶えてくれる権限を持った人物、と勘違いしているようです。そんな権限を持った人間、何処にもいないのに。
みくらさんさんかさん>>
コールセンターも大変そうですね。
うわさは聞いていますが、本当にご苦労様です。