人は、転ぶときは転ぶ。いくらセンサーを付けようが、安全ベルトをしようが、スタッフの近くに待機していようが、転ぶときは転ぶ。普段からしっかりとした足取りで歩いている人でも、転ぶときは転ぶ。これは病院の中でも同じ。
— ふるたによしひさ@看護師×医療Webメディア (@yoshihisanurse) August 4, 2022
回復期リハビリテーション病棟はとても転倒が多いです。
転倒予防対策はしていますが、止められません。
◆ 転倒は防げない
こういうと元も子もないのですが、本当にそうです。
もちろんセンサーを使ったり、場合によっては抑制をしたりして予防をしますが、100%防ぐのは不可能です。
もともと転倒しやすい患者さんはあらかじめ予防しますが、
しっかり歩ける患者さん、歩行自立している患者さんの場合、ある時突然転倒することがありますが、防げません。
歩行自立している患者さんは自由に歩いて移動していますから、そこでコケるとどうしようもありません。
家や街で歩いていて、健康な人でも「おっとっと」ということはあります。
そのとき他人がどうやって転倒を防げるのか、不可能です。
だいたい、転倒しやすい患者さんにかぎって、なんとかして一人で動こうとしますので、いろんな対策をすり抜けます。
転倒を100%防ぐことは不可能です。
◆ 歩行自立へ向けて
回復期病棟では歩行訓練をします。
病棟では車いす→歩行器→杖→独歩というように、リハビリの進捗状況に応じて段階的に歩行自立へもっていきます。
それぞれの段階で、トイレや食事、洗面やお風呂など、日常生活動作の獲得をしていきます。
すると、どうしても危険な場面があります。
車いすの患者さんは安全ではありません。
ベッドから車いすへ移動するとき、「一人でも大丈夫だろう」と勝手に移ろうとして転倒することはよくあります。
ベッドから少し離れたところの物をとろうとして、そのまま転倒ということもあります。
一人でお尻の位置を修正できない患者さんでは、車いすに座っているときに、少しずつお尻がずれてきてそのままずり落ちることもあります。
医療スタッフから「一人で移動しないで、ナースコールを押して誰かスタッフと共に移動しましょう」と言われている患者さんでも、このように一人で動かれて転倒します。
転倒予防はなかなか難しいなと感じます。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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