看護師「お薬ここに置きます。後で飲んどいてくださいね」
— ふるたによしひさ@看護師×医療Webメディア (@yoshihisanurse) July 21, 2022
高齢患者「はい、わかりました」
これで何度だまされたことか…。#それでも看護師がインシデント書く
入院中の患者さんの内服薬の飲み忘れや間違いがあったときは、看護師のせいになります。
たぶん全国どこの医療機関もそうでしょう。
◆ 自己管理できない患者さんの場合
これはしかたありません。
看護師が配薬して飲ませるところまでしないといけません。
配薬だけするのはどうでしょうか。
患者さんに「はい、お薬です。これ飲んでください」と渡します。
患者さんは「はい」と言って受け取ります。
しかし、あとでみると、飲まずに置きっぱなしということはよくあります。
空袋すらなくて、本当に飲んだかどうかわからないことがあります。
そういう時は、患者さんのポケットから飲まずにそのまま出てくるパターンです。
自己管理ができない患者さんの場合は、口の中にいれて飲み込むまで確認する必要があります。
たとえ口の中にお薬をいれても、あとで「ペッ!」と出していることがあるからです。
飲み込むところまで確認しないと本当に飲んだかどうかわかりせん。
お薬の自己管理ができない患者さんの場合はとても慎重になります。
◆ 自己管理ができる患者さんの場合
頭がしっかりしていて自分で内服薬の管理ができる患者さんが、お薬の飲み忘れがあったらどうでしょうか。
この場合も看護師の責任になります。
入院中はそうです。
なので、しっかりさんの患者さんの場合でも毎食後に内服薬の確認をします。
お薬は患者さんに渡していますので、本当に飲んだかどうかを確認します。
長年看護師をやっていると、この人は自己管理できるだろう、この人はできないだろうということが分かってきます。
基本的に自己管理ができないと自宅退院の場合難しくなります。
家族が飲ませないといけませんし、家族も大変です。
もしくは訪問ヘルパーを追加で頼むこともあります。
けっこう大変ですよね。
なので、たかが内服薬、されど内服薬です。
しかし、こういうしっかりさん患者さんの飲み忘れも、看護師のせいになるのはどうかと思いますが。
◆ グレーな患者さんの場合
なんか怪しいけど、まあ、できるかどうかやってみるかという患者さんの場合はどうでしょう。
ちょっと認知症が入っているような患者さんの場合、特に注意が必要です。
というか、「絶対忘れているだろう」という疑いの目が強いかもしれません。
100%毎食後、正しく服用できるわけではありません。
高齢ということもあり、認知力が衰えると、まあ、そういうことはあるでしょう。
1日分だけならできるかな?
3日分だけならできるかな?
1週間分はどうだろう?
というように、いろいろ試してみて、一番ちゃんと自己管理ができる方法を探ります。
自分の飲み薬は自分で管理できたら一番です。
できない場合は、家族、もしくはヘルパーさんにお願いするというのが一般的です。
「ときどき飲み忘れや失敗がある」人は、自己管理ができないと判断して、家族やヘルパーさんが管理をすることになります。
病院はここはシビアに判断します。
入院中は確実に投薬をするため、自己管理をしていようが飲めていないと看護師のせいになります。
個人的には自己管理をしている場合は、看護師のせいにしなくてもと思います。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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