回復期リハビリテーション病棟に来たから成果が出るのではありません。

麻痺がすごく改善するとは限りません。

すべては「本人」しだいです。


◆ 回復期を利用してさらなる回復を目指す



すごい有名な大学に行ったからといって、すごい成果がでるとは限りません。

そこに入ってから、自分で努力しないとすごい成果はでませんよね。


有名塾に通ったからといって、必ずしも偏差値の高い大学に合格するとはかぎりません。

そこに入ってから、その塾を利用して自分で努力しないといけませんよね。


「そこに行く」ことが目的でなく、そこで「どういう努力をするか」が大切です。

回復期リハビリテーション病棟に来たからといって、麻痺がよくなるとは限りません。

意識がしっかりするとは限りません。

回復期リハビリテーション病棟に来たことで、そこにあるリソースを自分なりにうまく利用していくことで、回復を促進させていきます。

自分で努力することが必須です。

ところが、回復期リハビリテーション病棟に来たけど、自分から努力をしない患者さんはけっこういます。


◆ できることは自分でやる、という原理原則



これは回復期リハビリテーション病棟に限ったことではありませんが、

患者さんが自分でできることは自分でやる、というのが原理原則です。


何年か前に大部屋の患者さんがいて、その人は右片麻痺の患者さんでした。

靴を履こうとしてなかなかうまくできません。

しかし、時間をかければ自分でできる患者さんです。

なので、ボクは見守っていました。

すると、同室の別の患者さんが

「おいっ!手伝ってやれよ!!」

と怒鳴りました。

「その人は病人なんだからな!」


ボクは「この患者さんはゆっくりでも自分でできる」

「できることは自分でやるのがリハビリ」

と説明しても、聞く耳持たずでした。


世間ではこういう勘違いをする人は大勢います。

看護師は患者の手伝いをするべきだと。

できないことは手伝いますが、できることは自分でやってください。

たとえ動作がゆっくりでも、その人にとっては立派な練習になるのです。

これはとても単純な当たり前のことです。


◆ なんだかんだ言って結局自発性がないのは困りもの



自分からできることはやろうとしない患者さんは、本当に自分でやりませんね。

「教えてもらっていない」

「看護師がやって当然」

「急に言われてもできない」

「今日は疲れた」

いろんな言い訳が出てきます。


これで困るのは患者本人です。

回復が遅れるからです。

入院は期限がありますので、退院までに充分な回復ができず、動作を獲得できず、自宅退院が困難になる場合があります。

奥さんに迷惑をかけたいですか?

子どもに迷惑をかけたいですか?

そもそも、一人でできないことを増やして、

自分の自由を減らしたいですか?


自分でできることが増えれば自由が増えるんです。

自由に生きたいと思いませんか?


回復期リハビリテーション病棟に来たから良くなるのではありません。

自分で獲得していくのがリハビリです。



それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


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