4250695_s.jpg


「経済の話をしようか②」は、国は赤字でいいという話です。

これって、いままでの常識からは考えられないことですね。


◆ 国は借金だらけって?上等上等



国と家庭の財務はまったく違いますので、一旦頭を真っ白にしましょう。

家計と同じ発想で国の財政を考えてはいけません。


お金は、無から貸借関係で生まれると昨日の記事に書きました。

国債も同じです。


誰かの負債は、誰かの資産。

誰かの赤字は、誰かの黒字。


国債は、貨幣発行です。

貨幣を新しく発行すると、世の中にお金が増えます。

公務員の給料とか公共事業などは国債発行をして国民に配ります。

そのぶんの貨幣が世の中に周ります。


国債発行をすると、国民の資産が増えます。

去年国民一人に10万円の支給がありましたが、あれは全額国債です。

国債発行をすれば、国民の資産が増える…、実際増えましたよね。

約13兆円の国債発行をしたら、その分のお金が世の中に来ました。

13兆円は国の赤字です、でも13兆円の資産が国民に生まれました。


国は赤字であるべであり、絶対に黒字になってはいけません。

赤字でいいんです。そして赤字を拡大していくこと。そのほうが国民が幸せなのです。

スクリーンショット 2021-11-01 234922.png

図:財務省国債残高

この図は財務省の国債発行残高です。

すごい額ですよね。

いったいどこまで増えるんだよー!

答えはずっと「増え続ける」です。

増えていいんです。


財政破綻しませんから。

というか、いつになったら財政破綻するんだよー!(しません)





◆ 国債が増えると、国民の資産も増える



国債発行は、貨幣発行ですから当然です。

190123_oguro_fig2.png

国債発行して政府の債務が増えると、国民の資産も増えています。

政府の負債が増えると、国民の資産も増えていますね。


誰かの負債は、誰かの資産。

政府の負債は、国民の資産。


国債発行は、貨幣発行です。

なのでデフレでは世の中のお金が少なくて、お金の流れがくすぶっています。

財政支出を積極的におこなわないと、いつまで経ってもデフレを脱却できませんね。




◆ 国債は日本銀行が買い取ればチャラになる



これは以前の記事にも書きました。

国債は、日本銀行が買い取ればチャラになります。

ほんとうに消滅します。

現在、国債の約45%が日本銀行が持っています。

これは実質「ない」ものと考えてOK。


さらに、通貨発行権を持つ政府が、日本円建ての国債の債務不履行になることは絶対にありません。






MMT(現代貨幣理論)は、国債発行は脅威ではないとしています。

理論的には、国債発行は無限にできます。貨幣発行だからです。

ただし、インフレ率だけを気にしながら発行していればよい。

インフレ率がだいたい2~4%ぐらいならまったく問題なし。

インフレ率の制限は受けますが、それを気にしていれば、国債発行は問題ありません。

なぜなら、自国通貨建て国債で債務不履行はありえないからです。


だから財務省の矢野事務次官の「このままだと財政破綻する」という論文はまっかな嘘なのです。


財務省自身が公式ホームページで「財政破綻しない」と書いています。
スクリーンショット 2021-10-15 223604.png
「日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルト(債務不履行)は考えられない」
財務省が公式にこう述べています。
今もこの瞬間も書いてありますのでぜひ見てください。
財務省自身が「債務不履行はない」と発表≫ 財務省公式ホームページ


矢野事務次官さん、どうやったら財政破綻するんですか?

自分が所属している財務省の公式見解で「財政破綻しない」と公表しているんですよ。


◆ 天動説から地動説へ



いままでは学校でも、テレビも、新聞も、議員も、著名な経済学者も、

みんな「このままだと財政破綻するー!!」と言っていました。

ボクもそういう教育を受けてきました。


しかし、すべては嘘でした。


かつて、「天が回っているのではなく、地球が回ってる」と言ったガリレオは、当時異端でした。

当時の主流は天動説でした。

しかし、主流派が間違えるということはあるのです。


「このままだと財政破綻する」という天動説から、

「自国通貨建て国債で財政破綻はありえない」という地動説へ。


お金は、無から貸借関係で生まれる。

銀行は、通帳に数字を記入するだけでお金を生むことができる。

お金は貸借関係で成り立っているので、貸借関係がなくなるとお金もなくなる。

国債は日本銀行が買い取ればチャラになる。

自国通貨建て国債で債務不履行はありえない。

国債発行は脅威ではない。

国債発行はインフレ率の制限のみを受ける(発行額は問題ではない)。


いままでの主流派経済学では否定されていたことが、実は事実でした。

天動説から地動説へ世の中全体が変わるまで、すごい時間がかかりました。

MMT(現代貨幣理論)はまさに、生まれたばかりの理論です。

日本には2019年ごろにアメリカから入ってきた理論です。


まだまだ信じられない人は多いのは承知しています。

しかしどんなに信じられなくても地球のほうが回っているように、

新しい貨幣観(MMT)は現実にこの世でおこっていることですので、否定しようがありません。






それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。


ぜひ、ボクのライブ配信に遊びに来てください(笑)

「LIVE812」のフォロワーさん、現在202名

↓QRコードをスマホで読み取ってください

QR_993276.pngD4531521-16C0-4ADE-B9E6-0A09916B6DAF.png

↑QRコードをスマホで読み取ってください

こちらからもできます。スマホからクリック→LIVE812アプリ 無料ダウンロード

ありがとうございます。
Twitterのフォロワーさんが5,800人を超えました。



「Clubhouse(クラブハウス)」がんばっていますフォロワー数500人



カテゴリ

タグ