マニキュアや付け爪の指は避けましょう。日光が当たるところではなく、日陰で測りましょう。指先が冷たい時は暖めてから測りましょう。
— ふるたによしひさ@教育系看護師YouTuber&ブロガー&ライバー (@yoshihisanurse) August 12, 2021
ちなみに赤い光は赤外線で、火傷はしません。
パルスオキシメータの正しい測り方や注意点とは? - 家電 Watch https://t.co/RaHHr1ThzM @kaden_watchより
コロナ感染が増えるなか、自分でパルスオキシメーターを購入する人が増えています。
パルスオキシメーターは、指にはさむだけの簡単な使いかたです。
◆赤外線を爪に当てて血の色を見て酸素飽和度を測定します
パルスオキシメーターの原理は簡単です。
爪に赤外線を当てて、血液の赤色の度合いを測定しています。
血液は酸素がたっぷり含まれていると鮮やかな赤色になります。
逆に、酸素が少ないとどす黒い赤になります。
つまり血液の赤色がどの段階かを見ることで酸素飽和度がわかります。
「この赤色なら酸素飽和度〇〇%」というように、人為的に赤色を区切って%で表しているのです。
パルスオキシメーターで測って、酸素飽和度が95%以上あればまず普通です。
「健康なら100%じゃないの?」と思うかもしれませんが、健康な人はすべて100%というわけではありません。
べつに96%でも97%でも、まったく問題ありません。
ちなみにボクは酒もタバコもせず健康ですが、だいたいいつも97%~98%です。
100%でなくても、まったく問題ありません。
94%を下まわるようであれば、呼吸を阻害しているなんらかの要因がある可能性があります。
一度医療機関に見てもらったほうがいいと思います。
90%以上あれば、ただちに死に至ることはありません。
90%以上あれば呼吸で死ぬようなことはありませんが、たとえば93%とか91%とか低い値がいつも出るのなら、医療機関にかかりましょう。
◆ パルスオキシメーターを使う時の注意点
では、パルスオキシメーターを使うときの注意点を、上のツイートのリンク先から引用です。
・マニキュア(ジェルネイル含む)やつけ爪をしていると測定結果に影響する可能性があるため、装飾のない状態で測定する・できるだけ安静な状態で測る呼吸が安定した状態で測定する
・屋外で測定する際は直射日光を避け、日陰で行なう
・手指が冷たい時は手を温めてから測定する
・測定中は手を動かしたり、指を振ったりしない・測定結果から健康状態などを安易に自己判断しない
上記の注意点が記載されていますが、あともう一つ追加すると、
「一酸化炭素中毒の場合は、酸素飽和度が下がらない」
ということです。
これは特殊な場面なので、通常ではありえませんが、とくに医療従事者は知っておきましょう。
たとえば練炭自殺を図った人がいる、火事などで煙にまかれた人がいる、ような場合です。
こうした人は一酸化炭素を吸っています。
一酸化炭素は血液と結びついても、血液をどす黒くしません。
なので、本当は一酸化炭素中毒で大変な状況なのに、酸素飽和度が98%とか正常に表示されます。
でも一酸化炭素中毒なので、酸素が必要です。
一酸化炭素中毒の可能性のある人はパルスオキシメーターを信じてはいけません。
それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。
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