昨日の記事で「看護師は出世しても給料が増えない」という内容を書きました。
で、今日は日本人看護師でイギリスでご活躍されているmayumiさんという方とお話をする機会がありました。
イギリスの看護師の給料ってどんなの?
◆ イギリスの看護師の給料ってどうなってるの?
イギリスで働いている日本人看護師mayumiさんのお話によると、
イギリスでは看護師のお給料は「国」が支払っているそうです。
看護師は「band」とよばれるポジションによって身分と給料が定められています。
「band」は9つに分けられています。
9が一番エライ、一番お給料も高いのです。
新人看護師さんは「band 5」からスタートです。「5」です。
Band 1 運搬人、清掃員
Band 2 介護助手
Band 3 シニア介護助手
Band 4 准看護師(Nursing Associate)
Band 5 正看護師(新卒)
Band 6 シニア正看護師/看護師長補佐
Band 7 看護師長/専門看護師(CNS)
Band 8a シニア看護師長/シニア専門看護師(ANP)
Band 8b 看護科長/ リード専門看護師
Band 8c シニア看護科長
Band 9a 総看護部長補佐
Band 9b 副総看護部長
Band 9c 総看護部長
一番エライのが「band 9」の総看護部長です。
気になるお給料は?
「band 9」の一番のおエライさんだと、
年収1,500万~2,000万円です。ワオッ!!
日本じゃ無理だ。
うらやましーー。
◆ イギリスではBandのポジションによってお給料が決まる
イギリスの看護師は「Band」とよばれるポジションによって地位とお給料が決まります。
これはイギリスのどこの病院で働こうと、同じです。
病院や働く場所によって、地位や給料が決まるわけではありません。
「Band」によってすべて決まります。
なので、転職しようが自分のBandによってお給料が決まるので、とてもいいですね。
転職しても、そのこと自体でお給料に影響をおよぼすことはありません。
自分の「Band」がすべてです。
Bandを上にあがるためには、定められた勉強や課題をクリアしなければなりません。
スキルや研鑽をしっかり積んでこなければ、次のBandにあがれません。
しっかり勉強して次のBandに合格しても、次のBandに空きがなければ上にあがれません。
空きがでるまで、今いるBandで待つことになります。
ほおー、それは知りませんでした。
うーむ、イギリスの看護師制度っていいかも。
それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。
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