pexels-andrea-piacquadio-3812739.jpg


頭痛がすると頭に何か悪いことが起こっているのではないか？と不安になる人がいます。

あまりに痛いと不安になりますよね。

頭痛にはヤバイ頭痛とヤバくない頭痛があります。

もっともヤバイ頭痛をもたらすのは、くも膜下出血です。

めちゃくちゃヤバイです。死亡率は30～40％です。

くも膜下出血の頭痛は特徴的です。

まず、ハンマーで殴られたような強烈な痛みがあります。その痛みに引き続いて吐き気や嘔吐がよくあります。

痛みが発生したのは何時何分とはっきりわかるぐらい強烈な変な痛みです。

さらに、痛みが消えず持続します。

通常の片頭痛だと、痛みと痛みの間の時間があります。

しかし、くも膜下出血の頭痛は痛みがずっと持続します。痛みの強弱はありますが、消えません。

これが、もう一つ特徴です。


くも膜下出血を発症した人の約1/3が死亡します。

強烈な頭痛に引き続いて吐き気や嘔吐がある場合は、くも膜下出血を強く疑ってください。

放っておくとそのまま死亡することがあります。


そのほかにヤバイ頭痛といえば、頭蓋内圧亢進です。

脳が何らかの原因で腫れて脳圧が高くなると頭痛が起こることがあります。

これは一般人にはなかなか判断がつきません。

でも、この頭蓋内圧亢進による頭痛の特徴は、早朝頭痛です。

朝起きたときに頭痛があるのが、これの特徴です。

朝起きたときに強い頭痛があれば、病院受診をおすすめします。


ヤバイ頭痛の最後は、動脈乖離です。

これは首の動脈の壁の一部が剥がれることで起こる頭痛です。

たとえば、ゴルフでドライバーを振ったときに首をひねって発生したりします。

いわゆる「ゴルフ頭痛」というものです。

マッサージで首を回されたときに発症したり、首を急に回したときに発症したりします。


くも膜下出血、頭蓋内圧亢進、動脈剥離、あと髄膜炎です。

この4つがヤバイ頭痛の典型例です。

これ以外はまず命に関わりません。

たいしたことないと言うと怒られますが、


頭痛で受診すると「高血圧からくる頭痛」と診断されることがあります。

しかし頭痛を引き起こすような頭痛はきわめて稀です。

高血圧だから頭痛になるのではなく、頭痛があるから緊張が高まって高血圧になった、というのが本質です。

「高血圧からくる頭痛」と診断された人の血圧は190とか180とかなので、それほど高いわけではない場合がほろんどです。（まあ、それでも高いですが…）


ほとんどの頭痛は命に関わらない頭痛です。

しかしたまにヤバイ頭痛があります。

その頭痛の特徴をご紹介しましたので、もし該当するのなら、すぐに119番です。


性病検査だけじゃない、
B型、C型肝炎や薬物反応、子宮頸がんリスクなども分かる
≫自宅で簡単性病検査


それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。


ぜひ、ボクのライブ配信に遊びに来てください（笑）

「LIVE812」のフォロワーさん、現在201名

↓QRコードをスマホで読み取ってください

QR_993276.pngD4531521-16C0-4ADE-B9E6-0A09916B6DAF.png

↑QRコードをスマホで読み取ってください

こちらからもできます。スマホからクリック→LIVE812アプリ　無料ダウンロード

ありがとうございます。
Twitterのフォロワーさんが5,400人を超えました。





カテゴリ

回復期看護

タグ