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世界では新型コロナのワクチン接種が始まっています。

私たちもワクチンはすごく興味がありますよね。

もうすぐ日本でも使われます。

新型コロナの決定打といえるのが、ワクチンです。

今のところ有効な薬がないので、何がよく効くのか手探りで治療しています。

でも治療データが世界中で集まってきていますので、近いうちに更に有効な治療法が出てくると予想されます。


新型コロナに対してさまざまな手段があるなかで、

けっこう早い段階でおこなわれていた治療法のひとつに、「人工抗体」があります。


◆ 人工抗体って?



新型コロナに感染して治った人から、有効な抗体を採ります。

この抗体は、病原体に感染したときに生まれる抗体で、病原体を抑制する働きがあります。

その人のBリンパ球の遺伝子をクローン技術でどんどん増やします。

こうして作られた抗体は、元の人が感染したウイルスに非常に有効に働きます。

簡単にいうとこれが「人工抗体」です。


◆ けっこう早くからおこなわれていた人工抗体



じつは感染して治った人から抗体を採取するのは、かなり前からおこなわれていました。

新型コロナが世界的な広がりを始めた去年の3月、4月にはすでにおこなわれていたのです。

新型コロナから治った人の血液を採取し、抗体をとります。

なのでワクチンの開発と同時に、人工抗体の実用化も進んでいました。


これがうまくいけば、治療薬としてだけでなく予防薬としても使えるようになります。

実際、アメリカのトランプ大統領は新型コロナに感染したときに、人工抗体を打っています。

ちなみに動物実験では人工抗体を打つと、新型コロナウイルスが100~1,000分の一に減りました。

あんなに短期間で退院したことを考えると、人工抗体も功を奏したのでしょう。

いまは人工抗体はとても高額です。

トランプ大統領が打った人工抗体はおそらく数千万円します(爆)

一般人にはとても手が届かない代物ですが、

これがもっと大量生産できれば値段は下がってくるでしょう。







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