新型コロナに感染して治った人から中和抗体を採取、それを使った抗体を打つことで体内のウイルスを、2〜3日で100〜1000分の一に減らすことが可能。こういう研究も進んでいます。
— ふるたによしひさ@最新医療情報好き看護師 (@yoshihisanurse) January 11, 2021
免疫学の権威が徹底解説する、ワクチンより期待できる「コロナ善玉抗体」とは何か? https://t.co/KrW1mCrzb3 #週プレ
世界では新型コロナのワクチン接種が始まっています。
私たちもワクチンはすごく興味がありますよね。
もうすぐ日本でも使われます。
新型コロナの決定打といえるのが、ワクチンです。
今のところ有効な薬がないので、何がよく効くのか手探りで治療しています。
でも治療データが世界中で集まってきていますので、近いうちに更に有効な治療法が出てくると予想されます。
新型コロナに対してさまざまな手段があるなかで、
けっこう早い段階でおこなわれていた治療法のひとつに、「人工抗体」があります。
◆ 人工抗体って?
新型コロナに感染して治った人から、有効な抗体を採ります。
この抗体は、病原体に感染したときに生まれる抗体で、病原体を抑制する働きがあります。
その人のBリンパ球の遺伝子をクローン技術でどんどん増やします。
こうして作られた抗体は、元の人が感染したウイルスに非常に有効に働きます。
簡単にいうとこれが「人工抗体」です。
◆ けっこう早くからおこなわれていた人工抗体
じつは感染して治った人から抗体を採取するのは、かなり前からおこなわれていました。
新型コロナが世界的な広がりを始めた去年の3月、4月にはすでにおこなわれていたのです。
新型コロナから治った人の血液を採取し、抗体をとります。
なのでワクチンの開発と同時に、人工抗体の実用化も進んでいました。
これがうまくいけば、治療薬としてだけでなく予防薬としても使えるようになります。
実際、アメリカのトランプ大統領は新型コロナに感染したときに、人工抗体を打っています。
ちなみに動物実験では人工抗体を打つと、新型コロナウイルスが100~1,000分の一に減りました。
あんなに短期間で退院したことを考えると、人工抗体も功を奏したのでしょう。
いまは人工抗体はとても高額です。
トランプ大統領が打った人工抗体はおそらく数千万円します(爆)
一般人にはとても手が届かない代物ですが、
これがもっと大量生産できれば値段は下がってくるでしょう。
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人工抗体。勉強になりました。
そういえばC国では早くからコロナ感染者から血液を大量採取して抗体作りをしていたと聞いた気がします。
我流麺童さん>>
感染して治った人の抗体を採取するほうが、新薬やワクチンを開発するより手っ取り早いです。
ただし量はとれません。
新型コロナが発生した初期のころは、世界がパニックだったので、てっとり早いほうを選んだとしても、しかたないでしょうね。
今の医療は10年前と比較すると、とんでもない進化をしています。
解析技術は10年前の100倍から1000倍のスピードです。
新型コロナが最初に採取されてからわずか10日で遺伝子解析が100%完了し、どんな特徴かも判明しました。
今後はもっと早くなることでしょう。
人類の進化は本当にすごいです。