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脳卒中患者が多い病棟で長年働いていると、一家の働き手が重度の麻痺や高次脳機能障害で、就労ができないケースに遭遇します。

会社で働いていたけど、ある日脳卒中になり、重度の障がいが残ってしまったら。

麻痺だけでなく、高次脳機能障害により

「やる気がなくなる」

「会話や書きなどコミュニケーションが難しい」

「会話が成り立たない」

「集中力がなくなる」

「ものが覚えられない」

など、見た目は普通でも脳の障がいで普段やっていたことができなくなることがあります。

人によっては働くこと自体が難しくなります。

一番問題なのは、「働きざかり」の年齢でこれを発症してしまったときです。


◆ 障害者就労支援センターに相談



皆さんのお住まいの地域に「障害者就労支援センター」というのがあります。

ここに相談するという方法があります。

障害者就労支援センターは何らかの障がいを持った方が就労できるように支援する、

文字通りの役所です。

ボクが働いている回復期リハビリテーション病院を終えた人が、ここに通って再就職を探した例があります。

このセンターのノウハウを頼るという手がありますが、

人によっては限界があります。

残念ですが、だれでも必ず就職できるわけではありません。

絶対うまくいく、とは言えませんが、

一度相談してみる価値はあります。


企業の障がい者雇用枠で就職をするという方法があります。

しかし、希望の仕事に就けるとはかぎりません。

給料もいまより下がる可能性が高いということを覚えておきましょう。


◆ 多くの場合は生活レベルがさがる



障害者就労支援センター以外にも、リハビリ施設に通いながらハローワークで仕事さがしをしたり、

障がい者雇用をサポートしてくれる転職エージェントに頼むなど、

方法はいろいろあります。

しかし、いろいろ手は尽くしても、結局いままでの生活レベルに戻ることはない、というケースが多いです。


特に働き手が倒れた場合、いままでの生活レベルを維持するのは難しい。

会社にに交渉して雇用を維持できたとしても、

降格させられたり、簡単な仕事だけの部署移動になったり、

とにかく給料がさがると考えたほうがいいです。


もちろん、人によっては特殊な場合があるでしょう。

生活レベルをさげずに済む人がいると思いますが、それは少数派です。

なので、大変きびしいことではありますが、

もし一家の大黒柱が働けなくなったら、多くの人は生活レベルを下げざるを得ないというのが現状です。


◆ まとめ



①障害者就労支援センターに相談する

②企業の障がい者雇用枠をつかう

③ハローワーク

④会社に相談し在籍し続ける


あと大黒柱の障害年金が1級か2級であれば、配偶者加給があり、妻には障害厚生年金が支給されます。


細かいことを言うと、ほかにもいろいろとお金を得るため、働くため、の方法はあります。

ざっと大まかなものをご紹介しました。


ボクが経験したケースでは、

30代のご主人がくも膜下出血で倒れ、麻痺と高次脳機能障害で介護が必要な状態になりました。

いままでの仕事は無理です。

というか働くこと自体が無理になりました。

彼には奥さんと保育園の子どもがいます。

家は買ったばかりでローンがあります。

奥さんは専業主婦でした。

突然の病気で、未来の計画がすっ飛んでしまいました。

高齢者の支援も大事ですが、

若い人が倒れたときの支援はもっと大事だと思います。

彼にはまだ小さい子どもがいます。

その子どもの将来も考えないといけません。

壮年や若年の人が病気で働けなくなったとき、

国や自治体の支援は、高齢者よりも薄いのです。





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