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11月に入り、だいぶ肌寒くなってきましたね。

冬は脳卒中の季節です。

これから脳卒中が増えてくるはずです。

脳卒中は、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の三つの病気の総称です。

今回はくも膜下出血についてのお話です。


◆ 血管にできたコブが破裂すると、くも膜下出血です



くも膜下出血というのは、あたまの血管(動脈)にコブができて、

そのコブが破裂して出血した状態です。

コブがあるだけで破裂していないときは、くも膜下出血ではありません。

コブが破裂してはじめてくも膜下出血となります。


くも膜下出血は、発症するととても予後が悪いです。

他の病気と比べてめっちゃ死亡します。

救急患者が集まる救命救急病院では、死亡する患者さんが5割を超えるところもあります。


脳動脈のコブが破裂してからの治療には限界があり、脳外科の診断や治療が進歩した現在でも、

残念ながら重症のくも膜下出血患者さんの治療成績はここ30年、ほとんど改善していません。

くも膜下出血全体の治療成績を現在以上に改善させるには、コブの破裂を予防するしかありません。


破裂していない脳動脈のコブが、外来の検査で発見できるようになりました。

脳ドックでも分かります。

もし脳の血管にコブが見つかったら…


そのコブの大きさなどを考慮して、どのくらいで破裂するのかという確率と手術のリスクとを考えて判断します。

コブがいつ破裂するのか、はっきりとわかりません。

確率でしか言えません。

でも、もし破裂したら、その瞬間にくも膜下出血です。

死亡する確率は三分の一です。約30~40%が死亡します。

くも膜下出血はそれくらい死亡する病気です。

めちゃくちゃおそろしい病気なのです。


くも膜下出血の家族歴がある場合、他の家族が2~3倍の割合で脳動脈のコブを持っていることが多く、

このような家族歴がある方を脳ドックで検査すると、未破裂の脳動脈瘤が発見されることがしばしばあります。


ちなみにくも膜下出血は女性のほうが多いです。


くも膜下出血はその家族歴があると、自分にもコブができていることがあり、遺伝するとも言われています。

気になる方は検査をおすすめします。

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それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。


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