介護現場では人材不足が叫ばれて久しい。私の肌感覚でもそうです。超人手不足です。
これは紛れもない事実です。
そんな中、介護を目指す若者が減少しているというデータがあります。
ちょっと、ちょっと、待って。。。
介護をしようと考えて介護養成学校に入学する人が減っているだとおー!?
まだまだ高齢者は増えるのに…
なぜ?どうしましょ?
◆ 高校生の介護体験などいろいろ手を考えているけど、減少の一途。
高校生が将来介護をしたいと思う気持ちは凄いですね自分は高校生の時はあまり将来を考えていなくて過ごしていました(^^;
? こじ介護 介護〓〓 (@kojikoji58) August 23, 2019
右半身がまひし、寝ている85歳の女性をベッドに座らせ、顔や手を拭き、エプロンの着用を支援するという競技を行いました。https://t.co/ixCcTPC42p
まだまだ若いもんが介護の道を選ぶだろう…って、そうなのかな?目指す人は減少してきています。
介護福祉士養成施設への入学者数と外国人留学生 (平成 26 年度から平成 30 年度)
入学定員数(平成26年度)18,041人 → 平成30年度15,506人
入学者数(平成26年度)10,392人 → 平成30年度6,856人 (注)養成課程数は募集停止校を含む。
毎年減少しています。
かたや高齢者は増えている。誰が介護をするんだという事態が迫っています。
なので政府は外国人労働者を介護分野に入れていきたいんでしょう。もう日本人だけではもたないと。
◆ やはり給料の低さか…それともキツさか…
なぜ介護をやりたがらないのでしょうか?
もうこれは皆さんのご存知のように、「低収入」「キツイ」「汚い」などが考えられます。
ずっと前から言われていることですね。
私はそれに加えて、利用者からの「暴言」「暴力」家族からの無茶な要望、過剰な要望もあるのかなと考えます。
さらに、「転倒してケガでもさせたら裁判で負ける」という司法の方向性も、介護をしたがらない要因かなとも思います。ベルギーなど海外ではそんなことはない国がありますが、日本は罪になる。だから怖くて介護したくないという人が出てきても不思議ではありません。
私も認知症高齢者に何度も引っ掻かれ、噛まれ、叩かれ、暴言を浴びせられましたから。
介護をしている人なら、絶対経験があります。
それくらい暴言・暴力は多いんです。
どんなに一生懸命ケアをして安全を守っていても、当人からこういうことをされるので、やるせないのです。
介護職が利用者にちょっとでも怒ったり雑な対応をしたらやれ「暴力だー」「虐待だー」「ここの職員の対応はどうなっているー」って騒ぐのに、介護をする側の人権はどうなるんでしょうか。
◆ 取り急ぎ外国人労働者に頼るしかないか。
私が知っている外国人労働者で介護施設で働いているインドネシア人とベトナム人がいます。
彼らは非常に優秀です。他の人は知りませんが、少なくとも私が出会ったインドネシア人とベトナム人は、本当に優秀です。びっくりするほどのレベルです。
まだ24~26くらいの年齢ですが、まじめでよく気が付き仕事も丁寧です。勉強もすごくしています。
日本人が介護をしたいと思う若者が減っているので、外国人労働者か高齢者を活用するしか現実として考えられない。今は、高齢者が高齢者を介護するのが増えてきました。工夫は必要ですが、これも実際にありです。
さて、これから日本の介護はどうなっていくのか。
私が介護を受けるときはどうなっているんでしょう。
それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。
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あっしの友人が入院しているリハビリ棟でも、一人、横暴なおじいさんがいたそうでやす。
職員のかたに吐く暴言が、他の病室にまで毎日響き渡っていたそうでやす。
でも、どういう理由か、そのおじいさん、ある時からパタリとおとなしくなったそうでやす。
職員のかたに巧く諭されたのか?理由は解りやせん。
ぼんぼちぼちぼちさん>>コメントありがとうございます。
います、います、そういう患者さん。おそらくとしか言えませんが、大人しくなる薬を盛られたのでしょう。だいたい想像がつきます。。。。