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前回では、脳の中にある思いは外に出すことで、脳は変化し、それになろうとして関連する情報に敏感に反応するようになる。客観的にみることで、脳はそれをしない時と明らかに変化するというお話をしました。

今回はミラーニューロンという脳のなかにある、神経細胞のお話です。


あまり聞いたことがない言葉かもしれませんが、タイトルにある「夢を叶える」ことに、この神経細胞は深く関わっていると考えられています。




◆ ミラーニュートンとは?


鏡のお話をしましたが、ここで重要になってくるのが「ミラーニューロン」という脳内の細胞です。

私が手を伸ばして物を取ろうとする。それを見ている他人の神経細胞も、あたかも自分が手を伸ばしたかのように活発化します。

その行動をしているのは見ている他人なのに、見ている人は脳内で、あたかも自分が手を伸ばしているように活性します。

「手を伸ばす」行動をしているのは私なのに、それを見ている人までもが、脳内でその行動をしているように錯覚してしまいます。

こんなことはないでしょうか。

向かい合っている恋人がほほ笑むと、自分も同じようにうれしくなる。

逆に悲しそうな表情をすれば、同じように悲しく感じる。

これらは同じ理由からです。


まるで鏡で映し出されたように、自分の行動と他者の行動が表現される、それが、「ミラーニューロン」。


◆ ミラーニューロンは自己意識に深く関わっている。

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この「ミラーニューロン」は自己意識に深く関与しています。

私たちは鏡に映る自分に対して、実は他人として認識します。

鏡を見ることで、鏡に映った自分に対して、他人の行動を目にしたときと同じ「ミラーニューロン」が働きます。

「鏡」自体が他者の役割を果たしてくれます。

私たちは鏡に映しだされた自分の姿を見ながら、「今日の髪型、決まってないなあ」「よし、いい感じに決まった」「疲れた顔しているなあ・・・」と自分の状態をあたかも他者であるかのように、確認したり認識したりするのです。


脳は目で見たものを、自分のことであると認識するとともに、他者としても認識する、なんとも不思議な臓器です。


言葉に出すと願いが叶いやすくなるというのは、願いを書きだされた文字を見ると、脳が現在の自分のこととして認識し、神経の仕組みが変化して、それにまつわる情報を敏感にキャッチするようになるからです。


自分がなりたい夢に近づくように、脳が周りの情報に敏感に反応するようになるということは、実感したことがあるのではないでしょうか。

たとえば、ジョギングを始めた時やハマっている時に、TVから流れるジョギングシューズのCMに反応してしまったり、水分補給にスポーツドリンクのCMに反応したり、そういうことってありますよね。


これは頭のなかでただ思っているよりも、書いてみるとか、誰かに宣言してみるとかして、外に出すことで神経より活性します。

叶えたい夢があるのなら、ぜひ書いてみる、それを目に付くところに貼っておくことをしてみてはいかがでしょうか。


それではではでは最後まで読んでくださってありがとうございました。


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