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入りたての頃は、前の職場と比較して悪いことばかり言ってはいけない。


これはこれから転職する人に贈る言葉です。

◆ 転職したら、前の職場と比べてしまうものです

私は過去に様々な職を経験してきました。


司法書士事務所勤務、

印刷会社の営業マン、

引っ越し会社、

マクドナルド、

ファミレス、

警備員、

ガソリンスタンド、

医療機器販売会社の営業マン、

新聞配達、

看護師

(多少、順序不順)

上記は一部です。

まだまだ、あります。

ということで、たくさんの職業を経験してきたちょっと珍しい看護師なんです。


今までの転職経験からそれぞれの体験を語ると、ちょっと長くなりますので、

せっかくブログタイトルのように看護師であることから、看護師になってからの転職経験を少しお話します。


看護師が転職して別の病院に就職したときに、新しい職場に過大な期待をしがちです。

たいていは前の職場が嫌で嫌で仕方がないので転職してきた方です。

最初の職場に就職したときもそうだったはずなんですよね。

「よし、ここでがんばろう!」

と期待に胸がふくらんだことでしょう。


しかし、つらかったんですよね。


身も心もボロボロになったんですよね。


それで転職したわけです。


でも、私の場合はこういうありがちな理由で転職をしたわけではなかったんです。

私は脳神経外科やSCU(脳卒中専門集中治療室)にいて、ますます脳卒中が好きになりました。

脳外のとても高度な医療のなかにどっぷりいましたので、かなり勉強になりました。


脳卒中が好きすぎて、急性期を終えた患者さんが次はどういうステップを踏んで在宅に戻っていくのかを、この目で見たかったのです。

なので急性期病院から現在の回復期リハビリテーション病院に転職をしたわけです。


なんてかっこいいことを言っていますが、実際転職してみるとけっこうガッカリすることも多いものです。


どうしても前の職場のいいところを覚えているものですから、新しい職場のやり方にケチをつけたくなるのです。


「どうしてこういうやり方をしているのか?あのやり方のほうが絶対やりやすいのに」

「なんて効率の悪いことをしているんだ。いままで誰も改善を言わなかったのか?」


どうしてもこういう思考になります。

でも、こうしたことをキッパリと言ってしますと、後々大変なことになる可能性があります。


言いたいんですけど、言ってしまうと、せっかくの転職を台無しにしてしまうかもしれないのです。

それはどうしてでしょうか?

◆ 言ってしまうのは簡単。でも周りから眼を付けられるかも。

周りの先輩たちは、もともとここの職場で働いている人たちは、この職場のやり方で仕事を何年もしています。

当然、このやり方しか知らない人が圧倒的。

このやり方で日々の仕事をこなしているわけですから、これでいいと思って仕事をしています。

そうでない人もいるかもしれませんが、まずは、「この職場のやり方がいいと思って仕事をしている」スタッフばかりなんだという考え方を持ちましょう。


あなたが前職の話ばかりするのはNGです。


転職してきたあなたに仕事を教える先輩は、ここの職場のルールを教えているのです。

それなのに「そんなやり方はおかしい。こうすればもっと良くなるじゃないか」と立てつくと、きっと先輩はいい気分になりません。

やりにくい、めんどくさい奴が入ってきたなあとマイナスな評価を受けてしまうかもしれません。


これが職場に広がると、あなたにとっていいことは何もありません。


仲間として受け入れてくれている職場の人達の思いを素直に受けとめないニューフェースとして見られるでしょう。


これではいい感じの職場でも、転職失敗となる可能性が高くなります。




◆ まずは新しい職場のやり方を真似る。改善は後から。

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いろいろ言いたいことはあるでしょうが、まずは新しい職場のやり方を真似てみましょう。

とにかく真似ましょう。

その職場のやり方をやるのです。

まずはこれから。

改善を提案するのは、その後からにしましょう。

「今はこうしていますが、こんな風にしてみたらどうかな・・?」

とみんなのやり方をやってからこう提案すれば、きっと周りの先輩たちも悪い気はしないはずです。


だって、みんなと同じやり方をやっているわけですから。


後になってから「こうしたらもっと良くなるんじゃないかな」と提案すると、波が立たなくていいと考えます。


転職した先が今までよりもずっといい方法を採用していて、「こっちの職場のほうが、全然いいや」と思えるのなら、こうした文句が言いたくなることは少ないかと思いますが、

転職した先が思っていたよりも、遅れていたり、古いやり方を採用していると改善の提案をしたくなるのです。


でも日本社会ではこうした新参者が偉そうに改善を提案することを良しとしない風潮は、まだまだあります。


アメリカではバンバン結果を出したほうが、有利です。

歳や性別は関係なく、先輩後輩も関係なく、できる人間が偉いわけです。


いかがでしたか。

改善をすることは正しいことだと思います。

でもせっかくいいことを提案しても、逆に目を付けられてしまっては何にもなりません。


敵という効率の悪さを倒すには、まず味方からです。


それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。


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