こんにちは、ピストンです。


回復期リハビリテーション病棟では、リハビリ時間以外でもリハビリを行うことが多くなります。


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たとえば、廊下を歩く歩行訓練、嚥下機能改善を目的とした接触機能訓練、トイレ動作訓練、尿パット交換訓練、自己導尿訓練、インスリン注射訓練などたくさんあります。

これらは、自宅へ退院をすることを前提にしています。中には思うように能力が上がらず施設へ行かれる方もいますし、もともと施設へ退院していくと決まっている人もいますが、まずは自宅退院に持っていけるようにスタッフみんなで協力します。


この訓練は病院によっては「自主訓練」と呼んだり、「病棟訓練」と呼んだり呼び方が違うことがあります。しかし、目的はすべて一緒です。

自分でできることを一つでも増やすことです。

自宅に帰るために。


リハビリの時間は決められていて、多い人で3時間。

24時間の内のたった3時間です。


しかし、障害を持っている人や高齢者では、その3時間がとても疲れます。


3時間をぶっ通しでリハビリをやるわけではなのですが、それでも疲れます。


夕方になって今日のリハビリメニューが全て終わり、病室に帰ってくると「はあー、疲れました。」と言われる患者さんはたくさんいます。


僕は決まって「今日もリハビリお疲れさまでした」と声をかけるようにしています。


この一言って結構大事で、何気ない一言ですが、こう言われて悪い気がする患者さんはいません。

むしろ頑張ってきたんですから、労いの言葉の一つでもかけられると嬉しいものです。


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病棟でのリハビリは主として看護師がおこなうことが多いのですが、これに時間がなかなか作れなくて大変です。


回復期リハビリテーション病棟といえどもめちゃくちゃ忙しいので、思うように患者さんと付き添ってリハビリをする時間を作ることが難しいことがあります。


本当は、もっとじっくりと患者さんに付いて一緒にリハビリをやりたいんです。


他のスタッフもきっとそう思っていると思います。だって、リハビリ病棟を選んで来たんですから。みんな患者さんともっと寄り添いたいんです。


もっと効率よく仕事ができて、時間を作れるように改革をしていかなくては。


それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。



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