高次脳機能障害や認知機能低下の患者さんが家族に電話すると「ここの病院ではご飯を食べさせてくれない」「何も手伝ってくれない」と、ひどい所だとアピールすることがある。もちろん病院はちゃんとケアをしている。しかし、家族は家族の言ったことを信じる。こういうトラブルは後を経たない。
— ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) January 3, 2023
最近もあったんですが、
認知症患者や高次脳機能障害患者が「ありもしない嘘を家族に言う」ので、
それを家族が信じて病院にクレームを言ってくるというトラブルがあります。
◆ 患者の嘘を信じる家族
ありもしないことを家族に言う患者さんはけっこういます。
特に「入院が嫌でしかたがない患者さん」や、
「なんで入院しているのか理解していない患者さん」に多いです。
認知症患者さん、高次脳機能障害患者が特に多いですね。
なんとかして家に帰ろうと、病院のありもしない嘘の悪口を言います。
認知症でもこういう知恵は働きます。
【患者さん】
「誰も助けてくれない」
「ごはんもない。誰も知らんぷりする」
「ここは地獄や。早く出してくれ」
↓↓↓
【家族】
「なんや!この病院は!どないなっとんじゃ!」
おいおいおい。
真に受けないでよ…。
でもまあ、そうなんですよねぇ。
家族は家族の言ったことを信じるので。
◆ 介護施設でもあります
こういうツイートをすると、
介護士さんからも「うちも同じことがありましたよ」とコメントをもらいました。
高齢者施設でも同じようなことがあります。
面会時や電話で、とにかく施設の嘘の悪口を言って家族が信じてしまうケースがあります。
本人は帰りたいから、ここはとてもひどい所だということを家族に信じ込ませて脱出しようとするのです。
で、家族はまんまと引っかかるのです。
家族が怒って文句を言ってきます。
介護士さんもつらいですよね。
嘘を言いふらされて、家族はそれを信じてしまって。
家族は家族の言ったことを信じるので、こういうトラブルはあちこちの医療福祉介護の現場で起きています。
家族も認知症や高次脳機能障害について学ぶ必要があります。
ほんと、トラブルになるんですよ。
ありもしないことで双方が嫌な気持ちになるんです。
そう考えると、嘘を言った本人は困った人物ということになります。
本人はとにかく脱出したいから嘘の悪口を言っているのですが、
周りの迷惑を考えてもらいたいです。
でもそれができないから病気なんですよね。
以前のブログ記事にも書きましたが、双方とても嫌な思いをします。
こういうのは自分の家族にも起こりうることですので、
慎重に話をしていかないと、
いらぬトラブルになります。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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少しでも接していれば年寄りの戯言というものを家族だって理解できるはずなのに。記憶違いの過去を言い張ったり、当たり前なのですがね。
猫の友 メルティーさん>>
と思うでしょ。
ボクもそう思います。
が、しかし、
理解できない家族ってけっこう多いものなんですぅぅ。