スウェーデンでは食べられなくなったら寿命です。点滴しません。それで穏やかに最後を迎えます。さらに、世界には延命治療をしないという選択が合法的な国がたくさんあります。
— ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) November 27, 2022
欧米では絶対にそんな治療はしない…現役医師が「日本の終末医療はほぼ虐待」と語るワケ https://t.co/pRTMLnpTe8
海外には延命治療をしなくても責められない国があります。
◆ 延命治療をしなくても合法の国
欧米では終末期に無理な延命治療をおこなわない方針です。
オーストラリアも終末期に延命治療をおこなわないことが多いです。
スウェーデンでは、食べられなくなったら寿命です。
台湾は延命治療非開始が合法になる法律が成立しました。
韓国も積極的な延命治療をしない方向になっています。
終末期に無理な延命をしないというのは欧米ではずいぶん当たり前になっていますが、
アジアでも広がってきています。
欧米では終末期に点滴につながれたり、
胃ろうをつくって延命をしたりするのは、
「虐待」ととらえられることがあります。
人道的に良くないという考えがあるみたいです。
かたや日本は、徹底的にやってくれという人がまだまだ多いですね。
◆ スウェーデンは食べられなくなったら寿命
スウェーデンでも終末期に無理な延命をしない方針をとっています。
スウェーデンでは「食べられなくなったら寿命」というスタンスをとっています。
食べられないということは、体が食べ物を受け付けなくなっているということで、
もう最後の時を迎えているということと考えられています。
たしかにそうです。
人は寿命を迎える前は、食べられなくなります。
昔は、もうそろそろという人に、
リンゴ汁やミカン汁を少量口に入れてあげたりしたものです。
家族や親せきが来て、交代でこういうことをしていました。
欧米では食べられなくなると退院させられることがあると聞きます。
もう病院でできることはないからです。
「もう死に近い人に点滴をすることになんの意味があるのか?」
病院で働いていると、こういう欧米に近い考えの家族さんもいます。
「延命はけっこうです」と。
かたや、延命フルコースで徹底的にやってくれという家族さんもいます。
こういう家族のもとでは、患者さんはかわいそうな感じがします。
細く破れやすい血管になっているのに、何度も点滴させられて、
胃ろうがあるのでなかなか死ねない。
チューブが常についていて、意思表示もできず、死ねず、という状態です。
これが本当にその人にとって幸せなのか?
現場にいるとそう思います。
でも私たち医療側は家族の意向に反することはできませんので、
疑問に思いながら、徹底的に延命をし続けるのです。
海外のように法律でちゃんと延命拒否が認められていれば、家族も決断しやすいのかもしれません。
兄弟や親せきから
「あんたは親を見捨てた冷たい人や」
と、周りから後ろ指をさされるのではないかと怖れて、しかたなく延命を希望する人もいます。
また、自分自身も、
「私が延命拒否を決断したから親は早く死んだ」
と、自分を責める人もいます。
なので、法律という後ろ盾があれば、延命拒否を希望する人は決断しやすいのかもしれませんね。
※ふうー、瀕死のノートパソコンですが、
この記事を書くときは、まだ大丈夫でした…。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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ふるたにさんに同感です。私自身も延命処置は拒否します。
体中にチューブを繋いで生きているよりは口から食べられなくなったら自然に任せて眠りにつきたいです。
母は延命治療不要との書類を残しておいたので、胃ろうや中心静脈栄養は最初から行わず、点滴も外し、静かに見送りました。
私も延命不要の書類を作成しました。
私もそう思います。
自分たちは遺言書に延命治療はしないでと書いてあります。
延命措置が人道に反するから駄目なら仕方ないと思うが、
支払い能力が無いならとっと死んでくださいというのが
現在の欧米ではないですかね
食べられなくなったら寿命、全くもってその通りだと思います
親戚もなく子供のいない私は他人様に迷惑をかけることに耐えられません
6年前に93歳と90歳で親を看取った者としての思いです
高額な医療費がや看護師の人手不足も問題になっているのですから
どこかで線引きは必要だと思います
本当に治療が必要な人へ医療は提供されるべきだと思います
我流麺童 さん>>
ボクもです。
renbajinharuhi さん>>
それが自然なのでしょうね。
ボクもそれを希望します。
yoko-minato さん>>
ボクもそれを希望しています。
tsumutak さん>>
もしかしたらそういう医療機関もあるのかもしれませんが、
家族の意向より本人の意思を日本以上に尊重するので、
「やらない」という選択で皆が納得しているそうです。
ムサシママさん>>
日本の昔はそうでしたね。
藤並 香衣さん>>
見ているほうもつらいですしね。
海外では、延命治療に一定の線引きがあるのですね。
実は、私の弟が意識を失いほぼ1年入院しているのですが、以後意識も戻らず、何も食べれない状態でここまで生きられるいうのは延命治療のおかげ。
しかし、私自身、弟の子どもたちの気持ちもあるので言えませんが、もうこれ以上は医療現場の負担ともなるし、また本人に対しても苦しみを強いるような気がして、悲しいけれどこの辺でと思うようになっています。
日本では、慣習上難しいのかもしれませんが、ドライだけど、スウェーデンは食べられなくなったら寿命という考え方も一つの方法だと思いました。
老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) さん>>
実は、私の父親も寝たきりで意識もなく、経鼻経管栄養で
なんと4年も生きました。
もう亡くなりましたが。
今振り返ると、本当によかったのかどうか、
いまだに悩むことはあります。