22161672_s.jpg




海外には延命治療をしなくても責められない国があります。


◆  延命治療をしなくても合法の国



欧米では終末期に無理な延命治療をおこなわない方針です。

オーストラリアも終末期に延命治療をおこなわないことが多いです。

スウェーデンでは、食べられなくなったら寿命です。

台湾は延命治療非開始が合法になる法律が成立しました。

韓国も積極的な延命治療をしない方向になっています。


終末期に無理な延命をしないというのは欧米ではずいぶん当たり前になっていますが、

アジアでも広がってきています。


欧米では終末期に点滴につながれたり、

胃ろうをつくって延命をしたりするのは、

「虐待」ととらえられることがあります。

人道的に良くないという考えがあるみたいです。


かたや日本は、徹底的にやってくれという人がまだまだ多いですね。


◆ スウェーデンは食べられなくなったら寿命



スウェーデンでも終末期に無理な延命をしない方針をとっています。

スウェーデンでは「食べられなくなったら寿命」というスタンスをとっています。

食べられないということは、体が食べ物を受け付けなくなっているということで、

もう最後の時を迎えているということと考えられています。


たしかにそうです。

人は寿命を迎える前は、食べられなくなります。


昔は、もうそろそろという人に、

リンゴ汁やミカン汁を少量口に入れてあげたりしたものです。

家族や親せきが来て、交代でこういうことをしていました。


欧米では食べられなくなると退院させられることがあると聞きます。

もう病院でできることはないからです。

「もう死に近い人に点滴をすることになんの意味があるのか?」


病院で働いていると、こういう欧米に近い考えの家族さんもいます。

「延命はけっこうです」と。


かたや、延命フルコースで徹底的にやってくれという家族さんもいます。

こういう家族のもとでは、患者さんはかわいそうな感じがします。

細く破れやすい血管になっているのに、何度も点滴させられて、

胃ろうがあるのでなかなか死ねない。

チューブが常についていて、意思表示もできず、死ねず、という状態です。


これが本当にその人にとって幸せなのか?

現場にいるとそう思います。


でも私たち医療側は家族の意向に反することはできませんので、

疑問に思いながら、徹底的に延命をし続けるのです。


海外のように法律でちゃんと延命拒否が認められていれば、家族も決断しやすいのかもしれません。

兄弟や親せきから

「あんたは親を見捨てた冷たい人や」

と、周りから後ろ指をさされるのではないかと怖れて、しかたなく延命を希望する人もいます。


また、自分自身も、

「私が延命拒否を決断したから親は早く死んだ」

と、自分を責める人もいます。


なので、法律という後ろ盾があれば、延命拒否を希望する人は決断しやすいのかもしれませんね。



※ふうー、瀕死のノートパソコンですが、

この記事を書くときは、まだ大丈夫でした…。


それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。





性病検査だけじゃない、
B型、C型肝炎や薬物反応、子宮頸がんリスクなども分かる
自宅で簡単性病検査


ぜひ、ボクのライブ配信に遊びに来てください(笑)

「LIVE812」のフォロワーさん、現在202名

↓QRコードをスマホで読み取ってください

QR_993276.pngD4531521-16C0-4ADE-B9E6-0A09916B6DAF.png

↑QRコードをスマホで読み取ってください

こちらからもできます。スマホからクリック→LIVE812アプリ 無料ダウンロード

ありがとうございます。
Twitterのフォロワーさんが6,300人を超えました。



「Clubhouse(クラブハウス)」がんばっていますフォロワー数550人



カテゴリ

タグ