歳をとると誰でも若い時に比べて体が固くなりやすいです。

だからこそ、日々の柔軟体操をしましょう。


◆ 体が柔らかいといいこといっぱい



最初にもっとも大きなメリットですが、

「もし転倒してもケガをしにくい」

ということがあります。


たとえば子どもは総じて体が柔らかいのですが、

大人よりもケガをにしくいですね。

体が柔らかいとケガをしにくいので安全になります。


そもそも体が柔らかいとバランスをとりやすいのでこけにくくなります。


次に関節などの痛みが起きにくい。

日常生活動作をしやすくなる。

体調がよくなる。

疲れにくい。

など、メリットはたくさんあります。


◆ リハビリも進みやすい



リハビリをしている患者さんをみていると、

体が固いということはデメリットでしかありません。


例えば片麻痺になって、体の半分の機能で日常生活動作をする場合、

体が固いと新たな手法を獲得にしくくなります。

リハビリで動作は改善していきますが、

体が柔らかいほうが新しい手法を獲得しやすいのは間違いありません。


靴を履くことだけでも一苦労です。

体が固ければかがみこむことでさえ、転倒するリスクがあります。


特に、麻痺のリハビリに関しては、体が柔らかいことは長所です。


◆ 日々の柔軟体操のすすめ



とはいえ急に体が柔らかくなるわけではありません。

日々の柔軟体操がものを言います。


「柔軟体操なんてどうやるの？」

と思う方は、ラジオ体操を通常よりも関節を動かしてみてください。

けっこうスジが引っ張られるぐらい大きく動かしてください。

これを継続すると、関節可動域が広がってきます。

時間はかかりますが、ラジオ体操をいつもより関節を大きく動かす方法ならやりやすいですよね。


もっと簡単なのは、

床に座って足を伸ばして屈伸です。

最初はほとんど屈伸できないほど体が固い人でも、

継続していれば少しずつ屈伸できるようになってきます。

これも時間がかかります。

なので、体が柔らかいことはメリットが多いですが、急には無理。

日々コツコツと関節を大きく曲げていきましょう。



それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


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