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病院で勤務していると、入院患者の急変に遭遇します。

これは急性期、回復期、療養型病院、高齢者施設、どこでも起こります。

最近でとくに印象に残った出来事は、まだ30代の若い男性患者が夜間に急変を起こして、人生がガラッと変わってしまったケースです。


◆ ある日突然、日常がガラッと変わることがある



その30代の男性患者さん(Aさん)は、あと数日で自宅退院する予定でした。

しかし、あと数日で退院というある日の夜、二度目の脳出血を起こしたのです。


それまで彼は麻痺は残っていたものの、日常生活はすべて自立できるレベルまで回復しました。

懸命のリハビリテーションで、そこまで回復していたのです。


しかし、運命は残酷です。

退院目前にして、二度目の脳出血。

彼は眼球と首を少し動かせるだけの体になりました。


手足はまったく動きません。四肢麻痺です。

言葉は発しません。顔は喜怒哀楽がなく目をあけているだけ。


自宅退院を目前にして、病棟でリハビリと趣味を兼ねておこなっていた「ガンダムのプラモデル」の組み立てをしていた彼の姿が思い出され、胸が痛みます。


◆ 今ある日常はキセキ





今の日常生活が送れているのは当たり前と思うでしょう。

ボクも普段はそう思うのですが、実はこの当たり前は突然変わることがあります。


予測は困難です。

もう戻れないことがあります。


看護師として救命救急を数えきれないほど経験してきましたが、気持ちはいつも複雑です

不安で不安でどうしようもない家族の顔。

反応のない本人。

ついさっきまでとは様子がガラッと変わっています。

時に運命は残酷です。

そしていつも思うのは、

「この瞬間を精一杯生きるのだ」「自分は今やりたいことをやっているか」

ということです。

突然の病に倒れた多くの人たちを見てきて、今を懸命に生きようと思いを新たにします。


それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。


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