2020年度の認知症ケア専門士試験は、新型コロナウイルスの影響で

一次試験が11月中旬~12月中旬

二次試験が2021年1月中旬~2月中旬

に延期となりました。

二次試験は従来のグループ面接ではなく、論述試験となります。

詳細は学会から追ってお知らせがきますので、要チェックです。


◆認知症ケア専門士という資格にチャレンジしてみよう。



認知症の人と関わっていると、その対応に苦慮することがきっとあるはずです。

どう対応したらいいのだろう?

どうしたらうまく関係が築けるのだろう?

本人がおだやかに過ごせるために私に何ができるのだろう?

認知症はその人に合ったケアをすることで穏やかに過ごせるようになりますし、ケアをするスタッフの負担も軽減できます。

より深く、より正しく知識を持つことは、今後のケアを良い方向に向かわせるために貢献してくれます。

なので、認知症ケアに悩んでいる人こそ、認知症ケア専門士にチャレンジをしていただきたいのです。


認知症は年々増加しています。

内閣府の発表によりますと、65歳以上の認知症高齢者数と有病率の将来推計についてみると、平成24(2012)年は認知症高齢者数が462万人と、65歳以上の高齢者の約7人に1人(有病率15.0%)でしたが、令和7年(2025)年には約5人に1人になるとの推計されています。



図:内閣府 認知症高齢者数の推計


こうした認知症高齢者の急増は、避けて通れないほどに身近な課題となっています。

認知症の人に一番必要なことは「適切なケア」です。

この「適切なケア」を提供できる人材育成を目的とした資格制度が「認知症ケア専門士」です。


◆ 認知症ケア専門士という資格



一言で言うと「認知症ケアの高度な学識と技能と倫理を持った人」ということです。


本学会では,認知症ケアに対する優れた学識と高度の技能,および倫理観を備えた専門技術士を養成し,わが国における認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献することを目的とした「認定認知症ケア専門士」制度(抜粋)
「日本認知症ケア学会HP」


日本認知症ケア学会による認定資格となります。国家資格ではありません。

今後増えることが予想されている認知症に対し、優れた学識とケアの技能と倫理観を持った人材の育成を目的としています。

そのため、資格を取得したあとも、そのレベルを落とさないために5年毎の更新が必要になります。


認知症ケアを学んだ者として、生涯にわたり勉強をして認知症ケアの第一線で活躍ができるように自己研鑽をしていくことになります。




◆ 資格取得までの流れ



認定試験は、一次試験(筆記試験)と二次試験(論述・面接)の二段階となっています。

試験の申請が3月上旬から始まります。

※ 2020年度の受験申請期間は3月10日~4月10日です。

一次試験は毎年7月上旬~中旬に、二次試験は12月上旬にあります。

合格発表は1月下旬くらいですので、申請期間を含めると約9ヶ月くらいの長い期間を要します。







◆ 各年の合格状況



最近は55%前後くらいの合格率です。

来年の合格率を予測するに、おそらく例年通りの合格率ではないかと考えます。

他の資格に比べると、比較的合格しやすいと言えます。

しかし約半数が不合格ということから、油断は禁物です。





■認定試験合格状況  


 催年
 受験者数
 合格者数
 合格率(%)


 第14回試験 (2018年)
 5,063
 2,769
 54.7


 第13回試験 (2017年)
 6,029
 3,266
 56.5


 第12回試験 (2016年)
 7,467
 3,983
 49.3


 第11回試験 (2015年)
 7,319
 4,375
 59.8


 第10回試験 (2014年)
 6,295
 3,365
 53.5






◆ どのような資格保持者がいるのか




■専門士保有資格(2019年10月現在 重複含む)


一番多いのは介護福祉士です。

私は看護師ですので、4番目に多いですね。

やはり介護福祉系の資格保持者の認知症に対する関心の高さが分かります。


◆ 費用




【受験料】 3,000円×受験分野数(4分野で12,000円)



この資格は、合格していない科目だけを受験することができます。

たとえば4分野全部を受験したけど今年は1分野を落としてしまった。そうすると来年はその落ちた分野だけを受験することができます。

各分野の合格は5年間維持されますので、その間ならたとえ不合格になっても、次の年に落ちた分野だけを受験すればいいということです。


◆ 受験地



2019年度は以下の6か所で開催されました。

これは毎年確認してください。年によって変わる可能性があります。



札幌,仙台,東京,名古屋,京都,福岡上記の受験地より希望受験地を1つ選択してください。
※ 希望者多数等の理由により希望受験地で受験できない場合があります.



◆ 受験資格



第16回の試験を受ける場合だと、


2010年4月1日~2020年3月31日までの間に受験資格3年以上の認知症ケアの実務経験が必要です。



試験実施年から過去10年間において3年以上の認知症ケアの実務経験(教育・研究・診療を含む)が必要です。


これは認知症専門の施設や病院等で働いた経験でなくてもかまいません。

毎日毎日認知症の方に関わらないといけないとか、そういうことではありません。

なので、「受験の手引き」の中にある証明書に、施設や病院が記入してくれればそれでOKです。


複数の職場を合わせたら3年以上の実務経験になる場合は、それぞれの職場から証明書に記入をしてもらう必要があります。

たとえば、今の職場で1年、前の職場で2年以上の実務経験がある人なら、今の職場と前の職場の2通の実務証明書を提出する必要があります。


介護福祉士や看護師などの有資格者であっても、この実務経験証明書は必要です。

ボランティアや実習は実務経験に含まれません。


◆ 試験の流れ






◆ 試験は一次試験と二次試験があります。



【一次試験概要】



1.試験日時,受験分野,試験地(予定),合格要件等



 


試験日時
  2020年7月12日(日)9時30分~16時10分


試験分野
 
 (1) 認知症ケアの基礎 9時30分~10時30分
 (2) 認知症ケアの実際Ⅰ:総論 11時10分~12時10分
 (3) 認知症ケアの実際Ⅱ:各論 13時30分~14時30分
 (4) 認知症ケアにおける社会資源 15時10分~16時10分

※ 試験時間の延長は,受験配慮申請が認められた場合に限ります.
申請には,【様式B】等の提出が必要となります.
※ 上記の試験時間に,問題・マークシートの回収時間(約10分)は含まれていません.





 受験地
(選択制)

 
 札幌,仙台,東京,名古屋,京都,福岡上記の受験地より希望受験地を1つ選択してください.

※ 希望者多数等の理由により希望受験地で受験できない場合があります.
※ 希望受験地以外での受験となった場合でも,受験料の返金はいたしません.※ 記入がない場合は認定委員会で受験地を決定いたします.
※ 受験地および試験会場は受験票で確認してください.
※ 受験票に記載された会場以外では受験できません(変更不可).
※ 試験会場・交通経路等についての問い合わせには,お答えできません




 受験料
  3,000円×受験分野数(4分野で12,000円)


 出題範囲
 
 「認知症ケア標準テキスト」に準じた内容

※ 認知症ケア専門士制度規則,施行細則,教育カリキュラムI~IV参照




 出題数
  各分野50問/ 4分野合計200問 (マーク式・五者択一)


 合格要件
 
 各分野,70%以上の正答率を有した方を合格とします.
4 分野すべての合格をもって,第1次試験合格となります.

※ 各分野の合格有効期間は5年間です.







2.申請期間・方法





申請期間
 
 2020年3月10日(火)~4月10日(金)消印有効

※ 4月10日以降の消印がある申請書類は,受け付けません.
※ 書類作成,「受験の手引」購入時期の遅れを理由とする申請遅延は認められません.




申請方法
  
 「受験の手引」に同封された申請書類に油性ボールペン(黒または青)で必要事項を記入し,作成した申請書類のコピー(各2部)とともに,所定の封筒(第1次試験用)を使い簡易書留にて提出してください.※ 普通郵便等の使用により不達等の事故が発生した場合,認定委員会では責任を負いかねます.




申請書類一覧

 






その他

 認知症ケア実務経験証明書の免除について

  1. 再受験者のうち,過去に受理された申請書に記載されている就業期間が,2010年4月1日~2020年3月31日の間に3年以上含まれる場合は,【様式2】を提出する必要はありません.ただし,【様式3】の提出が必要となります.

  2. 自然災害およびそれに関連して本試験の実施に影響がある場合の対応(中止,開始時間の繰り下げ等)については,2020年7月10日(金)15:00までに本学会ホームページに掲載いたします.








3.受験票の送付・結果通知





受験票の送付

 受験票投函日:2020年5月29日(金)

※ 受験票(ハガキサイズ)は,連絡先に送付いたします.※ 届かない場合は,2020年6月5日以降に事務センターにご連絡ください.



結果通知


 結果通知投函予定日:2020年8月19日(水)第1次試験合格者とは,4分 野 すべてに合格した方です.分野別の合格状況は結果通知にてお知らせいたします(点数の通知はいたしません).

※ 各分野の合格有効期間は5年間です.
※ 届かない場合は,2020年8月26日以降に事務センターにご連絡ください.※ ホームページによる合格発表は行いません.※ TEL,FAX,E-mail等による合否,受験番号等のお問い合わせにはお答えできません.








【二次試験概要】


※ 一次試験(筆記)全分野合格者のみ受験可能です。


1.受験資格,分野・試験日,受験地(予定),合格要件等





受験資格


 下記いずれかに該当する者を受験資格保有者とする.

  • 第1次試験合格者(4分野すべてに合格した者※1)

  • 認知症ケア実務経験(3年以上※2)を有する認知症ケア准専門士(以下,准専門士)


※1 各分野の合格の有効期間は5年間です.
※2 2010年4月1日~2020年3月31日の間に3年以上の実務経験を有することが必要で




試験日

 【論 述】提出期間:2020年8月20日(木)~9月23日(水)消印有効

※ 論述用紙は【様式5】ですので,第2次試験受験申請書類と併せて提出してください.

 【面 接】試験日:2020年12月6日(日)

※ 集合時間・試験時間は受験票にてお知らせいたします.
※ 面接は,10:00~17:00(予定)の間に順次行います.受験者が,試験時間を選択することはできません.




受験地
(選択制)



 札幌,仙台,東京,名古屋,神戸,福岡上記の受験地より希望受験地を1つ選択してください.

※ 希望者多数等の理由により希望受験地で受験できない場合があります.
※ 希望受験地以外での受験となった場合でも,受験料の返金はできません.
※ 記入がない場合は認定委員会で受験地を決定いたします.
※ 受験地および試験会場は受験票で確認してください.
※ 受験票に記載された会場以外では受験できません(変更不可).
※ 試験会場・交通経路等についての問い合わせには,お答えできません.




受験料


  8,000円





試験内容


 【論 述】認定委員会より出題される事例問題に対する論述

 【面 接】6人を1グループとした面接(当日発表するテーマに則した,個々の1分間スピーチとディスカッション/約20分).

※ 「受験配慮」を希望される方は,【様式D】をご提出ください.




合格要件


論述・面接の総合評価により,次の5つの要件を満たした者を合格とします.
①適切なアセスメントの視点を有している者
②認知症を理解している者
③適切な介護計画を立てられる者
④制度および社会資源を理解している者
⑤認知症の人の倫理的課題を理解している者








2.申請期間・方法





論述問題


■第16回認定試験第1次試験合格者 第1次試験の合格通知(2020年8月19日に投函予定)に同封いたします.■第1次試験既合格者 
※ 4分野すべてに合格した者(各分野合格の有効期間5年間)
■認知症ケア実務経験(3年以上)を有する准専門士

論述問題(事例)送付希望届提出期間内(2020年7月1日~7月31日)に【様式6】を簡易書留にて「認定委員会」係に提出(封筒は各自で用意)し,論述問題・論述用紙【様式5】をお取り寄せください.
問題および用紙は2020年8月19日に投函いたします.
なお,【様式6】の提出が 8月1日以降であっても論述問題等は送付いたしますが, 8月20日以降順次投函となります.

※ 論述問題(事例)送付希望届提出期間内に【様式6】を提出されたにもかかわらず届かない場合は,2020年8月26日以降に事務センターへ連絡してください.※ 准専門士の方は「准専門士番号」を記入してください  




認知症ケア准専門士

第16回認定試験の受験資格を満たす認知症ケア准専門士の方が,第1次試験の免除規定の適用を受け,第2次試験を受験する場合は【様式2】の提出も必要となります.

論述問題(事例)送付希望届【様式6】を送付する際に同じ封筒に入れてご提出ください.



申請期間


2020年8月20日(木)~9月23日(水)消印有効

※ 9月24日以降の消印がある申請書類は,受け付けません.※ 書類作成や論述問題入手の遅れを理由とする,申請期間延長はありません.




申請方法


受験の手引」に同封された申請書類に油性ボールペン(黒または青)で必要事項を記入し,作成した申請書類のコピー(各3部)とともに,所定の封筒(第2次試験用)を使い簡易書留にて提出してください.

※ 普通郵便等の使用により不達等の事故が発生した場合,認定委員会では責任を負いかねます.




申請書類一覧





※1  2010年4月1日~2020年3月31日の間に3年以上の実務経験を有することが必要となります.
論述問題(事例)送付希望届【様式6】を送付する際に同じ封筒に入れてご提出ください.
※2  第1次試験既合格者のみ提出してください(第16回認定試験の合格者は提出の必要はありません). 第1次試験既合格者(4分野すべてに合格し,各分野の合格が有効期間内の者/各分野の合格の有効期限は5 年間)が受験する場合は,論述問題(事例)送付希望届提出期間内に【様式6】を「認定委員会」係に提出し てください.
2020年8月19日に【様式5】等を送付いたします.なお,【様式6】の提出が 8月1日以降であっても論述問題等は送付いたしますが, 8月20日以降順次投函となります.




その他


・自然災害およびそれに関連して本試験の実施に影響がある場合の対応(中止,開始時間の繰り下げ等)については,2020年12月4日(金)15:00までに本学会ホームページに掲載いたします.









3.受験票の送付・結果通知





受験票の送付


受験票投函日:2020年10月9日(金)

※ 受験票(ハガキサイズ)は,連絡先に送付いたします.※ 届かない場合は,2020年10月16日以降に事務センターにご連絡ください.




結果通知


 結果通知投函予定日:2021年1月29日(金)

※ 同日の午後1時より一般社団法人日本認知症ケア学会ホームページにて,合格者の第1次試験受験番号等を掲載いたします.

※ 個人的な事由等によりホームページ上で合否確認ができない場合は,結果通知(郵送)の到着をお待ちください.TEL等による合否,受験番号等のお問い合わせにはお答えできません.
※ 届かない場合は,2021年2月5日以降に事務センターにご連絡ください.








◆ 勉強方法



認知症ケア専門士認定試験は4分野の勉強が必要です。

【認知症ケアの基礎】


認知症ケア専門士の試験は、その文章が正解かどうかということが問われます。

例をあげると


本人のこれまでの生活習慣やリズムができるだけ続けられるようにする。
 〇(正解)


というように、試験問題は記述が間違っているのか、正しいのかが判断できればいいのです。

これはどの分野でも同じです。

まず、この方式をしっかり理解しておきましょう。


内容は基礎レベルをベースにした問題が出題されますので、ものすごい深い知識は不要です。


しかし言葉のひっかけ問題があるのと、正解か間違いか紛らわしい問題が出ます。

これはつまり「正しく理解しておかないと、間違える」ということです。


この分野では特に認知症の基礎の基礎。

基礎的な病態。

中核症状や周辺症状。

どういう視点でケアをするべきか。

を重点的に勉強しましょう。


【認知症ケアの実際Ⅰ:総論】


この分野では、高齢者の身体的症状とその対応。それから認知症の人の行動および心理症状と対応を勉強しましょう。

具体的には、ある行動にはどういう対応が適しているのか?

その症状はどういうことが体に起きているのか。

これをしっかり理解しましょう。


この分野は認知症ケアの本質に迫ってくる設問が多くなりますので、あやふやな知識は危険です。


【認知症ケアの実際Ⅱ:各論】


各論になると関連法が出てきます。

どの法律による対応になるのか?一つ一つ覚えていきましょう。

また作業療法などリハビリテーションに関することや薬物療法についても出題があります。

1つ1つの症状に対してどういう治療をしているのか。この根拠が分かるようにしましょう。


【認知症ケアにおける社会資源】


ここはケアマネージャーや社会福祉士が得意とする分野です。

関連法令がよく出てきます。

私の周りをみていると、この社会資源の分野が一番不合格になりやすいように思います。

福祉制度って難しいですよね。

あくまで私の経験上ですが、どうも苦手意識がある人が多いように感じます。


しかし社会資源をしっかり理解することは、普段の仕事に必ず役に立ちますから、繰り返し問題を解いて覚えましょう。



あと、公式テキストは全部で5冊あります。

欲しい人は購入してください。

私は公式テキストは一切使いませんでした。使わなくても充分合格できます。

関連記事≫ 【認知症ケア専門士が教える】私はこの問題集だけで合格しました。

関連記事≫ 【朗報】認知症ケア専門士試験に公式テキストはいらない。

◆ 取得後、5年毎に更新が必要



認知症ケア専門士制度規則には次の記載があります。



第 17 条
専門士の資格は,5 年ごとに更新するものとする.


5年毎の更新が必要です。

もし更新をしなかった場合は資格喪失することがあります。



第 19 条
専門士は次の理由により,本学会理事会の議を経て,その資格を喪失する.


  1. 正当な理由を付して専門士としての資格を辞退したとき.

  2. 専門士資格更新手続きを故意に経なかったとき.

  3. 申請書類に虚偽が認められたとき.





5年毎に継続の申請をすればいいということではありません。

その間に日本認知症ケア学会の認定する学会に参加するなど、更新に必要なポイントを集めないといけません。

5年間、何もしなかったら更新ができなくなる可能性がありますので、その間に自分のポイントを集めましょう。詳細は合格後に資格更新の案内があります。



◆ 認知症ケア専門士が活躍している場所



特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などの高齢者施設。

デイサービスやケアハウス。

こうした高齢者に関わる職場が多いです。


病院も資格保持者が多い職場です。


認知症ケア専門士としてニーズがありそうなのは、やはり高齢者が多くいる職場になるでしょう。

この資格を取得しようと考える方は、日々の仕事に活かしたいと考えているのでしょう。


◆ 給料はあがるか



多くの職場では、この資格を取得したからといって直接給料が上がるということはないようです。


ちなみに私もその一人で、認知症ケア専門士になったからといって給料は上がりませんでした(病院勤務)。


しかし、こうした資格を取る、自分を高める為に勉強する姿勢が評価されることは間違いありません。

「いいケアをしたい」

「もっと分かるようになりたい」

学ぶ意欲は、あとできっといい効果になって回ってくるはずです。

直接的に給料は上がらなくても、コツコツと努力をしていることで出世や査定にいい効果を与えてくれるます。


資格保持者ということで、自分に自信も付きます。

こう考えると、認定資格にチャレンジすることはプライスレスですね。


◆ 仕事へ活かすには



認知症の症状は人それぞれです。

また、日によって、時間によっても症状は変ります。

それゆえ認知症ケアは難しいのです。


認知症ケア専門士として、こうした難しい対応に率先して関わり、本人の安寧と安全を図ること。

そしてスタッフに認知症ケアの指導をおこない、チーム全体のケア技術の向上を目指しましょう。


認知症ケアにどう向き合えばいいのか分からないスタッフはきっといるはずです。

日々の症状で対応に困っているスタッフはきっといます。


こうしたスタッフにどう対応すればいいのか、コツや技術を根拠をもって教えてください。

認知症ケアは認定資格が生まれるほど難しいのです。

毎日の試行錯誤が重要です。


また、他の人が「私も認知症ケア専門士の資格をとろう」としたときに先輩としてアドバイスができると思います。

これから受験しようという人にとって、先に合格したあなたはきっと頼りになるはずです。


◆ 受験するにはまず「受験の手引き」を購入する必要があります。



認知症ケア専門士認定試験の願書や実務経験証明書や受験料振り込み用紙など、受験に必要な書類がすべてそろっている「受験の手引き」を購入しましょう。

これがないとそもそも受験ができません。


必要書類だけでなく、規則や注意書きなど読んでおくべき項目が記載されていますので、しっかり読んでから必要書類に記入して投函しましょう。


この「受験の手引き」は毎年変わります。

その年の最新のものを購入しなければなりません。

公式ホームページに案内は載っていますが、ホームページから購入することはできません。

大型書店か下記の購入リンクから購入できます。





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それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。

初出掲載:2019年12月20日   更新日:2020年6月9日